香りの使い方
エッセンシャルオイルをハンカチにつける。一番手軽に香りを楽しめる方法です。 |
(A)ハンカチに香りを落とす
直接、エッセンシャルオイルをハンカチに落とします。合計でも2~3滴ほどにしましょう。多く落とすと、香りが濃厚すぎる場合があります。また、エッセンシャルオイルは色がついているものが少なくありません。ハンカチにシミがつくのが嫌な場合は、代わりにティッシュを使うといいですね。その香りがついたハンカチをきんちゃくに入れる、帯に挟む、胸の合わせ目に忍ばせる・・・など。ほのかに香りが漂って素敵ですよ。
※特に敏感肌の人は直接、肌にオイルがつかないように注意してください。
(B)コロンを作って携帯する
少し面倒ですが、コロンを作るのも楽しいものです。
◆手作りコロンの作り方
・エッセンシャルオイル 15~20滴
(2種ブレンドする場合は半々の量で合わせましょう)
・無水エタノール 20ml
・精製水 5ml
(無水エタノール、精製水はいずれも薬局で販売されています)
◆作り方
(1)基材の中の無水エタノールをシリンダーなどで計量します。
◆※アルコールアレルギーがある方はホホバオイルなどの植物油を使って下さい。植物油を使用する場合は水を使わず、植物油のみを25ml使用します。ニオイのきつくない植物油を使いましょう。
揮発性が高いのは無水エタノール、香りの持続性が望めるのはホホバオイルです。
(2)(1)にエッセンシャルオイルを1滴ずつ落としていきます。
(3)(2)に精製水を加えてガラス棒などでよくかき混ぜます。下のほうにエッセンシャルオイルが沈んでいたり、均一になっていない場合があるのでしっかり混ぜましょう。
(4)好きな容器に入れて完成です。アルコールのツンとした匂いが気になる場合は数日間、熟成させてから使用するといいでしょう。
◆使い方
耳うらや手首、胸の間など、直射日光が当たらない部分につけます。ハンカチにつけてもOK。
◆注意
・今回の配合はフレグランス用の濃度です。絶対にこの濃度でアロマトリートメントはしないでください。
・肌に合わない場合は使用を中止してください。
浴衣を片付けるときに香りをつける
着た浴衣は素材などに合わせたクリーニングをしたあと、防虫効果が望めるエッセンシャルオイルと共にしまいましょう。そこで使いたいのがパチュリ(Pogostemon cablin)。パチュリは古くから衣服に香りをつける習慣があった植物。現在も石鹸や香水の材料として使われます。
◆使い方
コットンにパチュリオイルを数滴落とします。そのコットンを浴衣を入れる引出しに一緒に入れておきます。持続性のあるパチュリの香りは浴衣にほのかに香りが移って、意外と長い期間、香りの効果が期待できます。
※浴衣にパチュリオイルの色がつかないように、コットンは浴衣の上には乗せず、離れた所に置いてください。
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