大人を困らせるウソ、わがまま、癇癪……「試し行動」への対処法
大人を困らせるウソ、わがまま、癇癪
子どもの「試し行動」とは?
ポイントは子ども自身が「悪い」とわかっていることを、大人の顔色を見ながら、気を引くように、あえてするところにあります。これは大きくなったから自然に消滅するというものではなく、親の愛情が確認できるまで、形を変えて表現されます。
子どもが「試し行動」をする理由
試し行動によくあるパターンと対処法「癇癪」……物にあたる、投げる
物にあたる、投げる
気に入らないことがあると物を投げたり、椅子を倒そうとしたり、何かに八つ当たりしたりする。いつの間にか癇癪への恐怖感でいっぱいになり、我が子を可愛いと思えなくなるきっかけになってしまうことも。子どもが癇癪を起こした時の対処法をご紹介します。
「ウソ」……おなかが痛くないのに「おなかが痛い」というなど
うそをつく子ども
「うそも方便」ということわざがあるように時と場合によってはうそが必要なときもありますが、一方で、「うそつきは どろぼうの はじまり」ということわざもあります。うそをつく子どもに対し、親は子どもにどのように向き合えばいいのでしょうか。
問題のないウソもある
問題のないウソもある
子どもはなぜ嘘をつくのでしょう? 幼児期特有の特に問題視する必要がないウソと、やめるよう導いていかなければならないウソがあります。
他人の物を隠す……バレバレなのに「やってない!」と言い張る
他人の物を隠す
子どもは自分の気持ち(感情)を伝える方法が下手なため、つい物を隠すという行為で自分を表現してしまう場合があります。しかし気持ちの受けとめ方次第で、子どもの態度は見違えるように変化していきます。
怒られても平気!? 同じ行動を繰り返す
同じ行動を繰り返す
子どもに何回注意しても同じことを繰り返す……。こんなとき、親は解決の糸口を見いだせぬまま、それでも繰り返して叱ってしまいます。心理学から見た「子どもがその行動を繰り返す理由」と、「それをストップする方法」とは?
反抗的な態度……上の子の赤ちゃん返り
反抗的な態度
お母さんにわがままを言ったり、反抗的な態度をとる上の子には、つい「生意気」「憎たらしい」などと思いがちです。子どもを見る視点をちょっと変えると、不安定に揺れている子どもの胸の内が見えてきます。
何か理由を見つけてダダをこねる……あいまいな理由を持ち出してくる
何か理由を見つけてダダをこねる
子どもがダダをこねたり、わがままを言ったり……。そんなとき、武道の受け流す技術が役に立ちます。そうすることで自然と問題が解決されるかもしれません。
親を困らせたい子どもなんていない……試し行動への対処法・関わり方
親を困らせたい子どもなんていない
試し行動であることに気が付けないと、繰り返し悪いことをする我が子を見て、親の気持ちの調整が間に合わずに、再度「叱る⇒試し行動」を繰り返してしまいます。「悪さをする⇒叱る」の悪循環を断ち切る方法とは。
すべての行動には「意味」がある
すべての行動には「意味」がある
乱暴な子どもの行動や意味のわからない子どもの行動には、どう対処したらいいのでしょう。一見意味のないように思える子どもの行動にも、かならず意味があるんです。
子どもは十分に甘えさせれば自立していく
子どもを自立させる甘え
いっぱい甘えさせた子どもほど、しっかり自立するのです。子どもを自立させる甘えとダメにする甘やかしの見分け方について考えてみましょう。
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