その1. 金銭的要求と精神的要求を区別する

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子供の都合ばかりを優先させるわけにはいかないときもあるでしょう。ですが、基本は子供のペースで甘えさせ、自立を支援してあげましょう

子供がお菓子やおもちゃなどを買うことを要求してくるとき、つまり物質的、金銭的なことが絡んでくるとき、これを全て聞き入れるのは「甘やかし」です。

このようなときは、「今日はお菓子は買わないって約束したでしょう」と事前に交わした約束を確認したり、「おもちゃはお誕生日に買ってあげるわね」と新しい約束をすることで、節度を持って対応しましょう。

それに対して精神的要求とは、お母さんの膝の上に座りに来たり、今まで一人でできていたことを急に「手伝って!」と頼んできたりすることです。これは「自立に必要な甘え」になります。

「かまって欲しい」という気持ちを訴え、甘えてきたときは、子供を自立させる「甘え」、物質的、金銭的なことで甘えてきたとき、要求を全て聞き入れるのは「甘やかし」になると思ってください。


その2. 親の都合と子供の都合を見分ける

子供がひとりで洋服のボタンを留めようとしているとき、親が横から「お母さんが、留めてあげるわ」とボタンをサッと留めてしまったりすること。

また、子供が牛乳をコップに移そうとしているとき、「きっとこぼすから、お母さんが入れるね」と、親が子供の行動に口を挟み、代わりにしてしまうこと、これらは「甘やかし」になります。

これに対して、今まで一人で着替えができていたのに、急に「お母さん、ボタン留めて~」と言ってきたとき。

コップに飲み物を自分で入れることができていたのに「お母さん、牛乳入れて!」と言ってきたとき、これらは「自立に必要な甘え」になります。

この時、子供は何かしらの「不安」や「寂しさ」などを感じているので、「一人でできるでしょう」と言わず、手伝ってあげましょう。

つまり「甘やかし」は親の都合で親から子供に働きかける場合で、「甘え」は子供から親に働きかける場合と考えてください。


甘えることができた子供ほど、自立していく

日常生活のなかで、なかなか子供の都合ばかりを優先させるわけにはいかない時もあるでしょう。ですが、おとなの都合でつき放したり、かまいすぎて甘やかしたりするのではなく、あくまでも子供のペースで甘えさせ、自立を支援してあげましょう。

親は「甘え」と「甘やかし」の違いを理解し、子供が自立していく力をしっかり引き出していきたいですね。


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