うそつきは泥棒の始まり

a

親の関心を引くためにうそをついたときは優しく抱きしめてあげましょう

親は「うそをつかない正直な子どもに育って欲しい」と願うものです。でも、うそをついたことがない人っていないですよね。さらに言えば、時と場合によってはうそが必要なときもあります。「うそも方便」ということわざがあるように。

一方で、「うそつきは どろぼうの はじまり」ということわざもあります。「うそを平気でつくようになると、やがて、盗みも平気でやってしまう」という意味です。

つまり、必要なうそもあるけれど、やめさせなければならないうそもあるということです。では、うそをつく子どもに対し、親は子どもにどのように向き合えばいいのでしょうか。 うその種類別に考えていきましょう。

親に叱られたくないためにつくうそ

・例えば、お友達のジュースをこぼしてしまったのに、「ぼくじゃない!」とつくうそ

どうして、正直に言えなかったのでしょうか。それは、「こぼした」と言うと厳しく叱られるからではないでしょうか。親は、子どもがうそをつく必要がない様に、寛大な心で育てましょう。

そして、「こぼしたのを見てたよ。うそをついたらだめじゃない。」と、うそをついたことを責めるのではなく、「こぼしちゃったね。お友達に謝ろうね」と、こぼしてしまったことだけに注目しましょう。

・例えば、テストの点数が悪かったときに、「悪かったのは僕だけじゃないよ。みんな悪かったんだよ」とつくうそ

どうして、うそをついてしまったのでしょうか。親が子どもに期待をかけすぎていて、子どもがプレッシャーを感じているからではないでしょうか。こんなときに叱ると、子どもはどんどん追い込まれることになります。期待をかけすぎていないか、振り返ってみましょう。先ほどのケースと同様、うそをついたことを責めるのではなく、子どもがうそをつかなくていい状況にしてあげましょう。

親の関心を引くためのうそ

・例えば、おなかが痛くないのに「おなかが痛い」とつくうそ

どうして、こんなうそをついてしまったのでしょうか。それは、親にかまって欲しいからです。うそをついたことを責めるのではなく、優しく抱きしめ、甘えさせてあげましょう。

さらに、毎日の生活も振り返ってみましょう。子どもに寂しい思いをさせていないでしょうか。子どもときちんと向き合っているでしょうか。子どもと過ごす時間を増やし、子どもの心を満たしてあげましょう。