メルカリ初心者は「本を売ろう!」
不用品をメルカリで処分したいと相談を受けたとき、「まずは本からスタートさせましょう」、そう筆者は言っています。本はバーコードを読み取るだけで商品の概要が自動で紹介文に入る「バーコード出品」があり便利です。また、他の商品に比べると梱包も比較的簡単です。とはいえ、油断するとうっかりミスをしてしまい、トラブルのタネになってしまうことも。今回はメルカリに本を出品するときにやってはいけないことを紹介していきます。
メルカリに本を出品するときに確認しておきたいチェックポイント
メルカリに本を出品するときに、必ずチェックしておきたいポイントがあります。以下のチェックを怠ってしまうとトラブルの原因になる可能性があるので、出品前には、必ず以下のポイントをチェックしておきましょう。■本に書き込みがないか
参考書や問題集などは、使っているときには売ることを考えていないこともあり、直接書き込みをしてしまうことも少なくありません。それは仕方がないことなので、メルカリに出品するときには商品説明に書き込みがあることをしっかりと書いておきます。
人によっては、本を買う時点で「売ること」を考えていることもあります。実は筆者がそのタイプなので、子どもには書き込みをしないでノートなどにきちんとまとめるような勉強の仕方をすすめていました。
でも気をつけていても、うっかりと書き込みをしてしまうこともあるでしょう。その書き込みを見逃してしまい、商品説明に「書き込みはありません」と書いてしまうと大変です。書き込みを見つけた購入者からクレームがくる可能性があります。
自分では書き込みをしていないと思っていても、出品前には念の為確認をしましょう。また念には念を入れて商品説明には「出品前に書き込みの確認をしていますが、もしかしたら見逃しがあるかもしれません」と一言入れておくと安心です。
ちなみに、書き込みは消しゴムなどで消した方が良いのか?と質問を受けたことがありますが、できれば消した方が良いです(もちろん可能な範囲で)。でも跡が残ってしまうこともあるので、それに関しては「書き込みは消しゴムで消していますが、跡が残ってしまっている箇所もあります」と書けば問題ありません。
■もともと付属品があったのかどうか これも参考書や問題集に多いのですが、例えば英語のリスニングのCDが付いていたり、特別冊子が付いていたりすることもあります。
写真の本の場合には、もともと「英語リスニングテスト用CD」が付いていました。 しかし、現在はありません。切り離し、紛失してしまいました。
このように、使った後時間が経ってしまうと、そのCDなどを無くしてしまうこともあります。見つかれば一緒に出品すれば良いのですが、見つからない場合には「もともとCDは付いていましたがなくしてしまいました」と正直に書いておきましょう。 大切なのは表紙や帯をチェックして、もともと付属品があったのかどうかを確認することです。購入者は表紙などもきちんとチェックするので、そこに付属品があることが書かれていれば、本と一緒に送られてくると思っています。でも実際それらがなかったら、必ずクレームがきます。トラブルを未然に防ぐためにも、付属品があったのかどうかを確認しましょう。
■何か挟まっていないか
以前本を購入したら、ページの間にレシートが挟まっていたことがありました。出品者がしおり代わりに使っていたのでしょうが、出品する前には何か挟まっていないか確認した方がいいですよね。
また、意外と挟まっているのが髪の毛と消しゴムのカスです。消しゴムのカスは参考書や問題集を買った時に挟まっていることがあります。1ページずつ開いてチェックしていくのは大変ですが、出品するときには一度本を逆さに持ってパラパラと揺らしてみるとゴミなどが落ちてくることもあります。
それと、稀に「蚊」が潰れて挟まっていることもあります。それはちょっとびっくりします……。
■歯抜けがないか
漫画などをセット売りするときには、必ず揃っているかを確認します。例えば40巻セットで出品する場合には、1巻から40巻まできちんとあるのかをチェックするのです。実は以前、筆者は100巻ほどのセットで漫画を売ったことがあるのですが、出品して購入されてから1冊だけないことに気づきました。「歯抜け」です。
梱包しているときに気付いて、慌てて買いに行きました。もし気づかないで発送していたら、クレームを受けていたことでしょう。冊数が多くなると見逃してしまうこともあるので、1巻からしっかり数えてチェックです!
やってはいけない! 水濡れ対策がされていない梱包
本は紙でできているので、配送時の水濡れには特に注意しなければなりません。雨が降るかもしれない、そう考えてビニール袋を使うのは必須です。でもビニール袋1枚だけでは心許ないので、ビニール袋を二重にしたり、紙袋で包むようにしましょう。本を出品する場合、今回紹介した「チェックポイント」には注意が必要です。1ページずつ確認しても見逃す可能性もありますし、何度も確認するのは手間も時間もかかります。「中古品なので、チェック漏れがあるかもしれません」と商品説明に書いておきましょう。そうすれば多少チェック漏れがあったとしても、トラブルになりにくくなります。
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