メルカリの「ゆうパケットポスト」は荷物の厚さが3cmを超えても大丈夫？

メルカリの商品を送る際に使える「ゆうゆうメルカリ便」。その中に発送用のシールを貼ってポスト投函をするだけでOKの「ゆうパケットポスト」がありますが、実は「厚さ」について記載がないのです。今回の記事では、この「厚さ」について考えてみましょう。
 

ゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケット」には「厚さ」の制限あり

ゆうゆうメルカリ便の「ゆうパケット」は、ローソンや郵便局で発送手続きをします。この場合

• 3辺合計60cm以内
• 長辺34cm以内
• 厚さ3cm以内
• 重さ1kg以内

という条件があります。また最小サイズが決まっていて、長さ14cm、幅9cm以上となっています。これに満たない場合には耐久力のある厚紙等を貼って出すことができます。

「ゆうパケット」に関しては、厚さ3cm以内という制限がきちんと書かれていることが分かります。 一方、「ゆうパケットポスト」の配送用シールを見てみると、3辺の合計や長辺の長さ、重さに関する記載はあるものの、厚さに関しての記載がありません。発送方法は郵便ポスト投函になっているので、ポストに入るものであれば発送ができることになります。
 

ポストの投函口の幅は？

郵便ポストの投函口のサイズを測ってみました。写真は街中にある一般的なポストです。手前の投函口は4.5cmほどですが、実際に荷物を入れるのは奥にある投函口です。奥まっているので、多少幅が小さくなるかもしれません。 こちらはローソンの店内に設置されているポスト。投函口の幅は約4cmあります。
 

大型投函口郵便ポストへの投函はできない

2022年9月現在、国内の14ヶ所（東京都や大阪府、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、兵庫県）には、厚さ7cm以内の郵便物を投函できる「大型投函口郵便ポスト」が設置されています。厚さ7cm以内ならば、ゆうパケットポストの荷物も余裕で投函できると思うのですが、残念ながらこのポストの正面に向かって右側の投函口には差し出すことはできません。投函口が大きなポストがあっても、本当に投函していいのかは確認してください。

参考：ゆうパケットポスト・ゆうパケットポストminiの概要


もし荷物の厚さが3cmを少し超えてしまったら、「ゆうパケットポスト」を使うことで215円で送れる可能性が出てきました。「ゆうパケット」は230円。ローソンや郵便局での手続きの手間を考えると、1枚5円の発送用シールを買う必要はありますが「ゆうパケットポスト」の方が便利になることもあるのではないでしょうか。


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