一人暮らしでも魚が食べたい!
手軽に、安く、簡単に食べる方法とは?
一人暮らしでも魚が食べたい人のために、手軽に食べるためのコツを紹介します
まず、何より値段が高い。肉であれば、100g100円以下でも買えるものがありますが、魚ではまず無理です。おなかいっぱい食べようとしたら、一体いくらかかるのか……と考えると、手が出にくくなるもの。
次に、調理が難しい。一匹丸のままの魚がお買い得になっていたとしても、「どうやってさばいたらいいの?」と悩んでしまう人も少なくありません。また、切り身であっても、すぐに調理法が浮かばないものは、なかなか買いにくいものです。
さらに、手間もかかる。シンプルに焼き魚にするのであっても、魚を焼いたあとの調理器具はベタベタしていて片づけは面倒だし、ニオイも気になります。となると、「じゃあ、食べなくてもいいか」となってしまうのもわかります。
でも、魚は健康な体づくりのために必要な栄養素(良質なタンパク質や、カルシウム、ビタミン、タウリン、DHA、EPAなど)を豊富に含んでいます。また、何より「魚が好き!」という人も少なくないはず。そこで一人暮らしでも手軽に、簡単に、安く魚を食べるコツを紹介します。
缶詰料理は、リーズナブルで手間いらず
魚を安く簡単に食べるなら、缶詰がおすすめ。ひと手間加えるとよりおいしく食べられます
鯖の味噌煮缶にひと手間加えれば、「サバ缶で簡単一人鍋!サバ味噌豆乳鍋」に
■魚缶詰を使ったおすすめレシピ
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缶詰活用5分レシピ
魚をフライパンでおいしく上手に焼く方法
魚焼きグリルは洗うのが大変。フライパンを使って調理する方法を紹介します
生の魚を調理する方法として、とにかく簡単なのは、シンプルに焼くこと。一匹丸のままをさばくのは難しいけれど、切り身を焼き魚にするのに難しい調理はいりません。
ただ、魚を焼くとなると、「グリルがない」「グリルはあるけど、焼いたあとの片づけが面倒」という悩みがでてきます。そこで、一人暮らしにおすすめなのが「魚をフライパンで焼く」という方法です。
フライパンにクッキングシートもしくはフライパン用ホイルを敷いて焼くと、洗い物も簡単になります
そこでおすすめなのが、クッキングシートかフライパン用ホイルをフライパンの上に敷いて、その上に魚を乗せて焼く方法です。クッキングシートがあることで、フライパンに焦げつかず、脂もほどよく吸収してくれます。グリルで焼くときよりも煙も少ないので、ニオイも減ります。おまけに、料理が終わったクッキングシートは捨ててしまえばいいので、フライパンにも余計な汚れがつかず、簡単に洗えます。
■切り身の魚をおいしく焼くためのワンポイント(下準備)
フライパン用ホイルを使って焼いた鯖の塩焼き。ほどよく焦げ目がついて、皮もパリッと香ばしく焼き上がりました
■クッキングシートとキッチンペーパーの違い
写真左がクッキングシート、右がキッチンペーパー
クッキングシートは表面がシリコン樹脂加工されているものので、熱に強く、オーブンやフライパンでも使えます。光沢がある半透明の張りのある紙で、商品としてはラップのような箱に収められていることが多いです。
一方、キッチンペーパーはペーパータオルとも呼ばれ、厚手で幅が大きく、凹凸のあるトイレットペーパーのような形状をしています。水分や油分を吸い取ったりするときに使われ、オーブンでは使用できません。購入する際にはお間違えのないように。
魚を電子レンジでおいしく食べる方法
「たまに食べるだけ」「魚を焼いたときにニオイが気になる」という人は、電子レンジ用の焼き魚調理器具がおすすめ
■使い捨ての電子レンジ用焼き魚調理器具を使う
使い捨ての電子レンジ用焼き魚調理器具を使って焼いた鮭。フライパンで焼いたものに比べると、香ばしさは劣りますが、まずまずの焼き上がりです
■シリコンスチーマーを使う
また、シリコンスチーマーがあると、蒸し魚や煮魚も手軽に作れます。ガイド記事「スチームケースで作る簡単魚料理2品」では鍋やフライパンいらず、電子レンジで作る鯖の味噌煮と鮭のちゃんちゃん焼き風のレシピを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
『スチームケースで簡単、タラのトマト蒸し』は、食材を全部シリコンスチーマーに入れたら、あとは電子レンジにかけるだけで簡単
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