本場アランチーニのレシピ……ライスコロッケはシチリア生れ!
日本でも有名なライスコロッケ。実はこれシチリアはパレルモの名物メニュー。お惣菜のおいてあるガストロノミアだけでなく、バールにもたくさんおいてあります。パレルモ人は、このライスコロッケ アランチーニを朝から食べることもあります。大量に作るので、お友達や子供たちが集まるホームパーティーなどにおすすめです。
アランチーニの材料(6~8人分)
アランチーニの作り方・手順
リゾットの作り方
1:炒める。

厚底深鍋にオリーブオイル、みじん切りのタマネギを入れ、中火にかけ、しんなりするまで炒めたら、軽く洗った米を入れ、水分がなくなるまで炒める。水分が飛んだら、コンソメ(ブロード)をゆっくりと回し入れる。
※コンソメ(ブロード)は、300ccずつ入れて混ぜ合わせると全体になじみがいい2:混ぜ合わせる。

リゾットがアルデンテにもったりと炊けてきたら、サフランとバターを加えて底の方からしっかりと混ぜ合わせ、サフランの色が馴染んだら火をとめてすりおろしたパルミジャーノを加えてしっかりと底の方から混ぜ合わせる。
3:常温で冷ます。

2をバットに移し替え、完全に熱がなくなるまで常温で冷ます。リゾット生地は完全に冷えないと、丸めた際、崩れやすくなる。
ミートソースの作り方
4:中火で炒める。

鍋にオリーブオイル、みじん切りのタマネギを入れ、中火にかけ、タマネギがしんなりしたらひき肉を入れ、塩をして炒め、グリーンピースを加え、白ワインを注ぎ入れる。
5:汁気がなくなるまで火にかける。

4が全体的に馴染んだら、トマトの水煮を入れ、ローリエを入れ、汁気がなくなるまで火にかける。汁気がなくなったら、火を止めてすりおろしのパルミジャーノを加える。
アランチーニの作り方
6:しっかりと丸める。

完全に冷えたリゾット生地を手のひらにとり、5のミートソースを入れ、ダイスカットしたかチョカバッロチーズを入れ、再びリゾットでフタをし、中のミートソースが出てこないよう丸めます。しっかりと丸めないと、揚げた際、中身が飛び出してしまい、型くずれをしてしまうので注意。
7:180℃でこんがりきつね色になるまで揚げる。
data:image/s3,"s3://crabby-images/3b717/3b7174cce240193666c4f922d49fd6f79b92be1e" alt="6にまんべんなくパン粉をまぶして、180℃に熱した油でこんがりきつね色になるまで揚げます。皿に盛り、 温かいうちに頂きます。<br />
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6にまんべんなくパン粉をまぶして、180℃に熱した油でこんがりきつね色になるまで揚げます。皿に盛り、 温かいうちに頂きます。
※パン粉は固くなったフランスパンをフードプロセッサーにかけたものを使用。市販のものでも一度フードプロセッサーにかけると、まんべんなくアランチーニに絡まりますガイドのワンポイントアドバイス
日本のお米は水分を吸収しやすいので、リゾットにする時は加減を見てコンソメ(ブロード)の量を変えてください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。