ながらレッグケアで賢く美脚を手に入れる
つらい脚のむくみを時短で解消するレッグケアとは?
今回は、日々立ち仕事で足のむくみは職業病というキャビンアテンダント(CA)も仕事の合間にさりげなく実践する、時短レッグケア法をご紹介いたします。
日常生活のあらゆる場面でつま先立ち
CAの王道ながらレッグケアといえば、かかとを上げて立つつま先立ち。機内では高い場所に収納棚がたくさんあります。CA達は収納棚に手を伸ばすたびに、さりげなく背伸びしてかかとの上下運動をしているのです。これによりふくらはぎの筋肉が刺激され、筋トレ効果、血流促進効果が期待できます。ほっそり見えるCAでも、ふくらはぎの筋肉はくっきり浮き出ているということもよくある話。
お客様搭乗時、手荷物収納する際には数えきれないくらいこのかかとの上下運動をしているので、飛行機が出発する頃には寒い冬でも足先までポカポカになっています。
背伸びする機会なんてないという方は、オフィスや自宅で毎日使用するものをあえて高めの場所に収納しつま先立ちする機会を作り出すのも賢い方法。通勤電車で立っているときはつま先立ちをするなどルーティーンと結びつけ、かかとの上下運動を日々の生活に組み込んでしまいましょう。
ながら足裏刺激で足先までポカポカ
CAのフライトバッグによく入っているアイテムのひとつがゴルフボール。「一体何に使うの!?」と思われるかもしれないのですが、これがセルフマッサージに便利なのです。機内での休憩中やホテルでテレビを見ているときなどに、ゴルフボールで足裏をゴロゴロと刺激。長時間靴の中で締め付けられていた足裏が、すっきりリフレッシュします。この時、土踏まずだけではなく足指やかかとまでくまなく刺激するのがポイント。10分も続ければ、足先からポカポカしてくるのが感じられるはずです。
自宅でテレビを見ている時や、デスクワーク中にもさりげなく取り入れられるのでおすすめです。
誰にも気づかれずむくみ解消ツボ押し
デスクワーク中ややカフェでお茶をしている時などに取り入れやすいのが、ながらツボ押し。足を組んでいる時は下の足の膝頭で、上の足のふくらはぎの裏側を刺激。ふくらはぎの裏側にはむくみ解消に効果的なツボが密集しているので、少しずつ場所を移動して気持ち良い部分を探してみてください。むくんでいる方は痛気持ち良いはずです。脚を組んでいるように見せてふくらはぎのマッサージ
また、膝のお皿の内側の少し上にある「血海」というツボも、その名の通り血の巡りを良くする効果のあるツボ。手を膝の上に乗せてお行儀よく座っているふりをしながら、さりげなく刺激しやすいツボです。力が入りづらいときは、反対の手の親指で押すと力が入りやすいですよ。(写真では左手親指で右足の血海のツボを押しています)
自宅やオフィスではもちろん、移動中や飛行機の中でもおすすめです。
親指でさりげなく血海のツボ押し
お金も時間もかけず、日々の生活の中で賢くながら美容を取り入れるのがCA流。ぜひ毎日の生活に取り入れ、冬でもポカポカのほっそり足を手に入れてください。