かっさやマッサージツールを使って目元マッサージ
眠たげな印象の目元ケアにもう1つおすすめの方法がこれ。顔面麻痺などのケアに用いられているソレンセン式フェイシャルリフレクソロジーの中の「マッスルスティミュレーション」というテクニックを応用したものです。この「マッスルスティミュレーション」を50代の女性たちに施術してみた結果、驚くほど顔がリフトアップし、目が大きくなった感じがありました。実際の施術ではセラピストの手で行いますが、セルフケアの場合にはかっさを使うことをおすすめしています。かっさがなければ、マッサージ用の硬めのツールやスプーンなどでも代用可能。特に額の前頭筋はイタ気持ちよくて、疲れもスッキリ。
目元のかっさマッサージのやり方
1 目の周りにクリームまたは目元用美容液などをたっぷりめになじませます。美容オイルでもOK。そして、ひとさし指で目尻をしっかり押さえ、皮膚が動かないようにします。
2 かっさで目尻から上まぶたを目頭に向かってゆっくりと8回、眼輪筋をほぐし流すように動かします。少し痛いと思うくらいの刺激でちょうどいいのです。
3 ひとさし指で目尻をしっかり押さえ、かっさで目尻から目の下を通って目頭へと眼輪筋をほぐし流します。ゆっくり8回繰り返します。
※1このケアを行う際に、眼球を圧迫しないようにご注意ください。
※2かっさと支える手がTの字になるように行うようにしましょう。
4 ひとさし指で眉(矢印の出発点)を押さえ、矢印にそって4~5回づつ、かっさで前頭筋という筋肉をさすりあげます。少し痛いと思うくらいがちょうどいい強度。
反対側も同じように繰り返します。かっさが終わった後、スッキリ爽快感があり、とても気持ちいいのでぜひお試しくださいね。
次ページでは「目周りのトリートメントアイテム」を紹介します>>