安くて手頃な「5つの食材」で老化対策を始めよう
笑顔さわやか、肌と髪のツヤ、清潔感、機敏、細マッチョが男女ともにアンチエイジングの理想
この5つのうち1つでも「ヤバイ、失いつつある……」と気づいたら、お金をかけてエステやスポーツクラブに行ったりしなくてもいいので、まずはこれから紹介する5つの食材を、毎日の食事に取り入れてください。
アンチエイジングは食事からスタートして、内側から細胞レベルの若返りをめざしましょう。しかも手に入りにくいもの、高価なものではありません。どれもコンビニやスーパーで買える身近で手頃なものばかりです!
1 「メカブ」は、薄毛・加齢臭対策にバッチリ!
メカブのネバネバには育毛、加齢臭予防、美肌などマルチな抗老化パワーアリ!
特にネバネバ成分の1つである「フコイダン」には、私たちの体内で毎日発生しているがん細胞を死滅させるアポトーシス効果があります。さらにフコイダンは、健康な髪を生み出すために頭皮にある「毛母細胞」の働きを活性させて、発毛の新陳代謝が正常に行われるように働いてくれる、健康で美しい髪に必要な成分です。
美肌、口臭予防にもGOODな「メカブ」
メカブには優れた保水力と柔軟性を持つ美肌成分の「ヒアルロン酸ムコ多糖類」が多く、メカブを食べることで、内側から肌のみずみずしさと柔軟性を維持して、肌の乾燥やシワを防ぎます。もう1つ、メカブのネバネバ成分には、腸内の汚れを吸着して体臭の原因であるアンモニアなどのニオイ成分や老廃物を便として排出する働きがあります。また唾液の分泌を促進する成分も含むことから、口内細菌の繁殖を防ぎ、口臭も予防します。
2 「枝豆」は、若返りの王様
枝豆は世界で注目される日本発のアンチエイジング食材
なぜ昔からビールのおつまみとして食べているかというと、二日酔い予防になることで有名なシジミなどにも含まれ、肝臓の働きを助ける「オルニチン」が豊富だから。肝臓の疲れを回復するだけでなく、オルニチンには、肌の若返りや筋肉を増やす「成長ホルモン」の分泌を促進する働きがあるので、枝豆は若返りの食材として、イチ押しなのです!
「とりあえず枝豆」は大正解!
ゆでた枝豆100グラムの豆だけのカロリーは136キロカロリーで、食物繊維が4.6グラムと低カロリーなのに食物繊維がたっぷり含まれていますから、ダイエット中の人にもピッタリの食材。居酒屋に行って「とりあえずビールと枝豆!」と注文するのは、食べ過ぎを予防し、アルコールで肝臓が疲れないようにするためにベストチョイスだったのです。さらに枝豆には、抗酸化力の高いビタミンEやβカロテン、細胞の働きを高めるビタミンB群なども豊富なほか、タンパク質もたっぷり含まれています。
さらに塩分(ナトリウム)を体外に排出して血圧を安定させる効果があるカリウムも豊富ですが、一つ注意してもらいたいのが、塩をかけすぎないこと。せっかくのヘルシー食材なので、塩分は控え目にして食べましょう。
次ページでは、「アノ人気の野菜&朝食の定番」について、紹介します。