目の紫外線対策 ~目も紫外線で老化や病気に~
目の病気を予防するためにも美容の観点からも目の紫外線対策を怠りなく!
特に雪山や海など日差しの強いところで長時間過ごしていると、目の角膜に炎症(角膜炎)を起こし、雪眼炎、俗に言う雪目になって、一時的な視力の低下や目の痛み、目の渇きを感じることがあります。
また紫外線を浴び続けると、目の水晶体のタンパク質が紫外線ダメージで劣化して、水晶体が濁って、ものが見えにくくなる白内障になるリスクも高まります。白内障は加齢や糖尿病などほかの病気と関係していますが、目の紫外線対策を若いうちから始めておくと、白内障予防に繋がるのです。
白目の結膜が異常に増殖して黒目にまで広がり、充血や異物感、目の疲れや渇きを感じる翼状片という病気になりやすいので注意が必要です。
紫外線を長期間浴び続けていると、加齢黄斑変性という網膜の中心にある黄斑の機能が低下する病気になるリスクも高まります。これは中高年以降での失明原因の1位になる病気なので、紫外線から目を守ることを若いうちから実行しましょう。
サングラスで目を守ろう
サングラスと帽子で大切な目を守ろう。異常を感じたらすぐに眼科に行こう
まず外出するときは、サングラス、日傘、帽子などで、強い紫外線から目を守ります。クルマはできるだけUV加工されたガラス付きのものに乗りましょう。ドライブ用のサングラスも利用してみて!
食事は抗酸化力が高い紫色や赤の野菜やフルーツをたっぷり食べるといいでしょう。
海や山に行った後、目に異常を感じたら、すぐに眼科に行って検査をしてもらうように!目に紫外線ダメージを受けると、乾燥して目がごろごろしたり疲れやすくなるので、眼科で目薬も処方してもらいましょう。
次ページでは「髪の紫外線対策」について紹介します。