ボディケア/食べるボディケア

飲み会シーズン到来!太らない食事のとり方

飲み会や外食が続く時期はカロリー過多になりがちなですが、簡単に体型維持ができる食事方法のコツを紹介します。

山下 真理子

執筆者:山下 真理子

ボディケアガイド

年末年始は何かと飲み会やイベントが続くという方も多いのではないでしょうか。何も考えずに飲み食いしていたら、思った以上に体型が崩れてしまうなんていうことも……。でも外食と賢く付き合えば、そんな心配は無用です。簡単に体型維持できる食事方法のコツを紹介したいと思います。

飲み会の日も賢くダイエット!

飲み会の日に

飲み会の日に

アルコールを飲むときはお酒の種類に注意が必要です。ビールや日本酒は、製造の過程で炭水化物や糖分を使うので、飲みすぎると糖分過多の原因になります。甘い口当たりの良いカクテルも、ジュースやシロップがたくさん使われていたりするので、飲みすぎるとカロリー摂取量が増えてしまいます。最初の1杯はビールでも、その後はできるだけ糖質の低いものを選ぶようにしましょう。

水割りは体を冷やしてしまうので、飲むのならお湯割がベター。梅酒よりも、柑橘系のサワーや生絞りの物のほうが代謝を上げやすくダイエット向きです。

また、お酒を飲むときは水分をしっかり補充することも大切です。脱水になるとカロリーが燃焼しにくくなってしまうので、お茶や水など、カロリーのない水分をしっかり摂取しましょう。

おつまみにもついつい手が伸びてしまいますが、塩分の高いもの、揚げ物は控えましょう。高たんぱく低カロリーなもの、例えば、お豆腐や枝豆、刺身やサラダなどはしっかり食べても大丈夫です。

当然ですが、飲み会後の締めのラーメンはご法度。塩分が高くてむくみやすくなるばかりか、夜遅い時間に高カロリーのラーメンを食べると、ほとんどすべてのカロリーが脂肪として蓄積されてしまいます。

太らないために、外食の前後はの「自炊」が大切

お付き合いなどの飲み会や外食はどうしても避けられないかもしれませんが、それ以外の食事でどれだけ調整できるかで、冬の体型が決まります。

飲みすぎ・食べ過ぎを感じたら、その翌日で調整してカロリーの帳尻を合わせることが重要です。「明日はかなり飲みそうだな」と日の前日は、できるだけ家で自炊をするようにしましょう。

自炊は、食費が浮くというだけではなく、できたての食事が好きな分量食べられますし、カロリーや栄養を自分で調整できるところがメリットです。使う食材や調味料を吟味することで、外食に比べて、格段にカロリーを落とすことができます。

外食は、どうしてもたくさんの人に料理を出さなければならないので、味が濃く食品添加物を多く使用していたり、古くなって酸化した油を使いまわしていたりしがちです。添加物や酸化した油は、健康面だけではなく美容にも大きく影響します。体を酸化させてしまうことによって代謝が下がり、太りやすい体になってしまうためです。外食を否定するわけではありませんが、せめて週に1,2回は、新鮮な食材で自炊をすることは、美容と健康においてとても大切です。

もちろん、外食にも良い面はたくさんあります。家ではなかなか作れないようなおいしいものを食べてストレス発散したり、恋人や友人と一緒に食事をとることによって、より仲を深めたりすることもできます。

食事は、「栄養を摂る」というだけではなく、「楽しんでストレス発散になる、気分転換になる」という大事な側面もありますから、外食を楽しむこともまた、ある意味では美容には重要といえるでしょう。

次ページでは「自炊をするときに大切なポイント」について紹介します。

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