マヌカのエッセンシャルオイル
マヌカ学名 Leptospermum scoparium
フトモモ科
葉を水蒸気蒸留して採油する
マヌカという名前はマオリ語。和名はギョリュウバイといいます。ニュージーランド原産の木で、花は白またはピンク色をしていて、梅に似ています。針のような形をした葉にオイル分を含みます。ニュージーランド先住民のマオリの人たちはマヌカの木を、薬のように使っていたと言います。葉を生のまま、または乾燥させてお茶にしたそうです。
はちみつが有名!
常備のマヌカハニーとマヌカオイル
マヌカといえば、マヌカハニーですね。濃厚な香味のはちみつがとても有名です。口に入れるとインパクトのある甘さと豊潤な香りが口に広がります。通常のはちみつよりも、薬効を期待して使われる高価なはちみつで、口の中の殺菌や抗菌、胃のピロリ菌を殺す、など言われています。
ティートリーオイルと間違わないで!
自生する場所や外観、また同じ科名(フトモモ科)から、マヌカの別名はニュージーランドティートリーといいます。そのためか、マヌカと
ティートリーが混同された表記を見つけることがあります。ティートリーはMelaleuca alternifoliと学名も違います。エッセンシャルオイルの香りも全然違うので、気をつけましょう。
マヌカのエッセンシャルオイルの香り
はちみつ同様、凝縮されたエキスのようなインパクトのある香りがします。樹木の香りの裏に、ほんのり鼻をくすぐるようなシナモン、そして生薬のようなニュアンスもあります。残り香は少し嫌味のある個性的な印象です。