スコッチはバランタインが第1位
バランタインファイネスト
わたしはブレンデッドウイスキーを好んで飲む。シングルモルトは一杯の満足感、ブレンデッドは飲み飽きないバランスの良さだと思う。品質の良いブレンデッドは毎日飲んでも楽であり、スーッと身体に浸透していく。
では数字を見てみよう。
[2013年度スコッチブレンデッドウイスキー国内販売数量ランキング]
順位 | ブランド名 | 販売数量(c/s) |
1 | バランタイン | 182,000 |
2 | シーバスリーガル | 153,000 |
3 | ホワイトホース | 111,000 |
4 | ジョニーウォーカー | 99,300 |
5 | カティサーク | 44,900 |
*数字はc/s(1ケース・700ml×12本換算)
*酒類業界紙誌の数字をもとにした推計
*並行輸入は含まない
昔からバランタイン17年、ジョニーウォーカーブラックをわたしはたくさん飲んできた。慣れ親しんだ味わいのウイスキーがどれくらい飲まれているのか気になって順位を見ると、バラン1位、ジョニーウォーカー4位である。
ジョニーウォーカーに関しては世界的なウイスキーブランドの中で、最も飲まれているウイスキーだから日本でももっと数字が上だろうと予想してしまうのだが、10万ケースに届いていない。ちょっと残念な気がする。
ちなみにジョニーウォーカーの世界での販売数量は1,970万ケースである。
バランタインは堅調で、フランスをはじめヨーロッパで人気の高いスタンダードウイスキーのバランタインファイネストが日本でもよく飲まれている。
バランタインファイネストはバランスがよく複雑さがありながらなめらかな味わい。希望小売価格は¥1,390(700ml/40%)で、とてもリーズナブルであり、自宅での寛ぎウイスキーとしておすすめする。
さて、6位以下を紹介しておく。6位はオールドパーで2万6,500ケース、7位ベンネヴィス2万2,000ケース、8位デュワーズ2万400ケースとつづき、あとは1万ケース台となる。
最後に日本で最も飲まれているウイスキーはブレンデッドの角瓶だ。2013年度の国内販売数量は300万4,000ケースであり、売り上げが飛び抜けているとともに数字も安定している。
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