ウイスキー&バー
ウイスキー雑学・業界情報
ウイスキーの世界は奥深い。ここではウイスキーの知って得する雑学や業界最新情報、歴史などを紹介する。
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記事一覧
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ウイスキーボトルに見る英国ガロンと米国ガロンの違い
液量はワインかエールか米か どちらも700と750mlの2サイズがある今回はガロン(gallon/gal)という液量・容量単位について述べてみたい。メートル法が国際規格化されたいまも、ヤード・ポンド法に基づくガロンやオンス(Ounce/oz.)といった液量・容量表示を目にすることが多い。とくに...続きを読む
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ウイスキーボトルに700mlと750mlの何故?
レギュラーボトルに何故700mlと750mlがあるのか ラフロイグ10年何回かにわたって、ウイスキーのハーフボトルや200ml以下の小容量ボトルを紹介してきた。コロナ禍で家飲みの機会が増え、さまざまなブランドの小さなサイズを買い揃えて、飲み比べを楽しむ人たちも多い。さて、今回はボトルのレギュラ...続きを読む
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オーバープルーフ、ネイビーストレングスとは何だろう
スピリッツを火薬に垂らし、着火するかどうか マティーニ・ロッククラフトジン「シップスミスV.J.O.P.」(以下VJOP/700ml・57%・¥4,735)にいまハマっている。高濃度アルコールのパンチある香味に導くために、VJOPはスタンダードな「シップスミス ロンドンドライジン」(700ml...続きを読む
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アメリカンプルーフとブリティッシュプルーフの違い
アメリカンプルーフは日本のアルコール分の2倍 ノブクリークバーボンウイスキーのラベルにProofとの表記があったり、クラフトジン「シップスミスV.J.O.P.」がVery Junipery Over Proofの略だったり、酒類においてプルーフというワードを目にしたり耳にしたりすることが多い。...続きを読む
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ROKU、シップスミス、HAKU/家飲みで味わう
ROKUを食中酒としてハーフロックで味わってみよう ハーフロックプレミアムなスピリッツを自宅でじっくりと味わっていただきたい。今回は、何かとミックスする、つまりソーダ水やライムといった副材料と合わせるのではなく、極めてシンプルに楽しもうというもの。とくにハードリカーを愛する人たちに食中酒として...続きを読む
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イエーガーマイスター/世界No.1リキュール家飲み
リキュールNo.1は、クセになる味わい イエーガーマイスター昨年、『クラフトリキュール「奏Kanade」新たな和の世界』記事で紹介したように、抹茶、柚子、白桃の3種の「奏」シリーズが発売(後に桜も加わる)されて話題を呼んだ。今回は、リキュールにおいて販売数量世界1位ブランド、「イエーガーマイス...続きを読む
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この夏の晩酌は、翠(SUI)ジンソーダがふさわしい
夏はジンソーダに限る 翠ジンソーダ混乱、迷走の夏を迎えた。Go To と騒々しいが、東京都民だけはDon’t Go Out! っていじめられてしまった。果たしてどんな結果を招くのか。極めて冷めた感覚でわたしは見守っている。この状況下でアタマにずっと浮かびつづけている酒がジンである。ジンソーダで...続きを読む
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ジン・栄光の歴史10/ジン&イットとマティーニ
マティーニのはじまりはジン&イット ビーフィータージン&トニック 19世紀を通じ、そしてアメリカ禁酒法(1920~1933)施行前まではオランダのジュネヴァの時代だった、と前回(歴史9『ジュネヴァからドライジンへ』)で述べた。これはイギリスの輸出ビジネスも大きく影響していた。18世紀まで、産業...続きを読む
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サントリージャパニーズジン翠(SUI)/味わい評価
居酒屋メシに合う挑戦的ジャパニーズジン ジャパニーズクラフトジン翠(SUI)酒類は世界的なクラフトブームがつづいている。ジンにおいては「シップスミス」(『シップスミス ロンドンクラフトジン先駆者の思想』参照)のように古い文献資料をもとに原点回帰の王道を極めようとするつくりのものや、ジュニパーベ...続きを読む
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ジン・栄光の歴史9/ジュネヴァからドライジンへ
19世紀、ジュネヴァのアメリカ輸出量はジンの5倍 ビーフィータージン47度ジンの歴史の9回目。まずは19世紀のアメリカでのジン事情をお話したい。前回記事で1750年くらいから1800年くらいまで、オランダジン、つまりジュネヴァがアメリカに大量輸出されていたことを述べた。さて、19世紀になってか...続きを読む