ウイスキー&バー
ウイスキー雑学・業界情報
ウイスキーの世界は奥深い。ここではウイスキーの知って得する雑学や業界最新情報、歴史などを紹介する。
All About注目リンク
PR記事一覧
山崎蒸溜所100周年13/1960年代ウイスキー興隆のはじまり
ガイド記事達磨 信
ウイスキー興隆とアメリカへのサントリーウイスキー輸出開始左より、発売時の「サントリーローヤル」/輸出用「サントリーオールド」ラベル(1962年)1950年代はトリスバーの登場によって戦後日本にウイスキーを広めるきっかけとなる。そして1960年代に突入すると“トリスを飲んでハワイへ行こう!”キャンペー...続きを読む
山崎蒸溜所100周年12/1950年代後半、トリスバーの伸長と世相
ガイド記事達磨 信
寿屋チェーンバー組織化とカクテルブーム左/ホームバーセット・右/かつての多摩川工場前回記事11回ではトリスバーが興隆しはじめた1950年代前半の時代について述べた。今回はその後半からの流れを伝えたい。敗戦という暗い世相も、朝鮮戦争(1950)による特需景気によって次第に明るさを取り戻しつつあった。1...続きを読む
山崎蒸溜所100周年11/1950年代、戦後日本の酒場事情
ガイド記事達磨 信
トリハイと酎ハイ、ウイスキーと甲類焼酎のハイボール人気左/昭和20年代トリスのラベル。右/1954年トリスバー看板前回記事『山崎蒸溜所100周年10/1937−1950までのサントリーウイスキー』では、トリスバー誕生、「サントリーオールド」発売の1950年までのサントリーウイスキーの歩みを述べた。今...続きを読む
山崎蒸溜所100周年10/1937―1950までのサントリーウイスキー
ガイド記事達磨 信
戦時下でも稼働していた山崎蒸溜所左/慰問用「サントリーウイスキー赤札」」、右/海軍特製「イカリ印サントリーウイスキー」ラベルさて、前回『山崎蒸溜所100周年9/1929−1937までのサントリーウイスキー』では、本格国産ウイスキー第1号「サントリーウイスキー白札」から「角瓶」誕生までの時代的な流れを...続きを読む
山崎蒸溜所100周年9/1929―1937までのサントリーウイスキー
ガイド記事達磨 信
苦悩を超えて、名品「角瓶」誕生左/戦前の山崎蒸溜所貯蔵庫、右/戦前の瓶詰め、ラベル貼り作業山崎蒸溜所は101年目を迎えているが、100周年記事をシリーズとしてつづけていく。前回『山崎蒸溜所8/文豪・谷崎潤一郎と45代首相・吉田茂の山崎』では、1926年(大正15)の谷崎潤一郎の山崎探訪から1951年...続きを読む
山崎蒸溜所100周年8/文豪・谷崎潤一郎と45代首相・吉田茂の山崎
ガイド記事達磨 信
谷崎潤一郎の山崎散策から25年後、吉田茂が山崎蒸溜所視察山崎の秋。淀川となる三川合流地点。左より桂川、宇治川、木津川。(撮影・川田雅宏)山崎蒸溜所が100年目の秋を迎えているが、100年ほど前の山崎の秋を描いた名作がある。文豪・谷崎潤一郎の『蘆刈』(あしかり)である。山崎蒸溜所建設着手から3年後の1...続きを読む
山崎蒸溜所100周年7/ウイスキーづくりと山崎駅
ガイド記事達磨 信
麦ばかり喰う怪物ウスケの住処山崎蒸溜所、大麦貯蔵庫(1929年)日本初の本格モルトウイスキー蒸溜所、山崎蒸溜所の建設がはじまったのは1923年のこと。今年ちょうど100年を迎えた。翌1924年から仕込み、蒸溜が開始された訳だが、当初、近隣住民にとっては不思議な建物だったようだ。何かを製造している工場...続きを読む
山崎蒸溜所100周年6/山崎宗鑑と松尾芭蕉の足跡
ガイド記事達磨 信
歌に詠まれたウイスキーの故郷左・水無瀬神宮/右・旧西国街道にある芭蕉の句碑(撮影・川田雅宏)1488年、後鳥羽上皇(1180-1239年3月28日没/延応元年2月22日)二百五十回忌の年、1月22日の月命日に“水無瀬三吟百韻”が山崎の水無瀬離宮跡でおこなわれた。連歌師の宗祇(そうぎ/1421-150...続きを読む
山崎蒸溜所100周年5/ウイスキーとエゴマ油発祥地
ガイド記事達磨 信
日本のウイスキー発祥の地は製油発祥の地でもある離宮八幡宮と油発祥の碑(撮影・川田雅宏)今回はJR山崎駅のほど近く、駅前といえる場所にある離宮八幡宮を紹介しよう。山崎は古くは貴人たちの保養地であったことをこれまで述べてきた。『山崎蒸溜所100周年・やまざき物語序章』や『山崎100周年1/貴人たちへの分...続きを読む
山崎蒸溜所100周年4/名水が生むモルトウイスキー
ガイド記事達磨 信
千利休も茶を点てた山崎の名水左・水無瀬神宮に湧く離宮の水/右・尾白川渓谷(撮影・川田雅宏)日本初の本格モルトウイスキー蒸溜所、サントリー山崎蒸溜所の建設がはじまったのは1923年である。今年100周年。その歩みについて語るとき、山崎がいかにモルトウイスキーづくりにふさわしい地であるか、その驚異といえ...続きを読む