シンプルな恵方巻き
節分に食べると縁起がよいとされる恵方巻き。大阪育ちの私が始めて口にしたのは、今から50年ほど前です。その当時の恵方巻きは、細く切った沢庵1本だけのシンプルなもの。当時は今のような豪華な太巻きではありませんでした。
そんな思い出を振り返りながら、今回はシンプルな恵方まきをご紹介します。ぬか漬けのきゅうりや沢庵、玉ねぎの梅和えや守口漬けなどの恵方巻きです。
そんな思い出を振り返りながら、今回はシンプルな恵方まきをご紹介します。ぬか漬けのきゅうりや沢庵、玉ねぎの梅和えや守口漬けなどの恵方巻きです。
シンプルな恵方巻きの材料(4人分)
シンプルな恵方巻きの作り方・手順
シンプルな恵方巻き
1:酢飯をつくる
酢飯を作ります。米2カップを炊きます。炊き上がったら合わせ酢をふりかけ、うちわで扇ぎながら、ご飯を切るようにして酢飯を作ります。大きな玉子1個分ほどに丸めて使います。
2:たくわん、すりゴマ、ごま油の具
細切りの沢庵とすりゴマとごま油で和えた具です。すだれの上に海苔を1枚、表を下にしておきます。大き目の玉子1個分ほどの酢飯を手前1cmほどあけて、奥のほうは3cmほどあけて広げます。まん中に具を均等に置きます。スダレの手前を持ち上げてくるりと一巻きします。指先に軽く力を入れて手前に引きよせ海苔巻きだけを転がし、スダレで軽く全体を巻き上げます。
3:きゅうりの漬物、柚子の和え物の具
きゅうりのぬか漬けと柚子の絞り汁、柚子の皮のうす切りを和えた具です。同じように海苔巻きにします。
4:玉ねぎ、梅干、醤油の和え物の具
うす切りの玉ねぎは、水にさらし水気しっかり絞ります。たたき梅と醤油小さじ1・2で和えた具です。同じように海苔巻きにします。
5:守口漬け、カイワレ大根の具
細切りにした守口漬けとカイワレ大根の具です。同じように海苔巻きにします。
6:食べやすい大きさに切り、盛り付ける
長いまま食べても良いですが、斜め半分に切ったり、ひとくちサイズに切って盛り付けます。
ガイドのワンポイントアドバイス
具は塩昆布や佃煮などもおすすめです。他に茹でたほうれん草や春菊の胡麻和え、茗荷や赤カブの甘酢漬けなど、野菜寿司を作るような感じでいろいろと楽しんでください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。