ボディケア/ボディケアの基礎知識

美女医が教える正しいコスメの選び方

女性であれば毎日しているスキンケアとメイクアップ。あなたはどんな化粧品を選んでいますか。 「なんとなく」という感覚でコスメを選ぶのではなく、ロジカルにコスメを選ぶようになると、あなたの肌は見違えるように変わります。美しさの差は知識の差です。今回は、正しいコスメ選びについてお話していこうと思います。

山下 真理子

執筆者:山下 真理子

ボディケアガイド

美人は、こうやって「コスメ」を選ぶ!

肌をよくするコスメと、現状維持するコスメ

肌をよくするコスメと、現状維持するコスメ

「スキンケアが大切」と、化粧品やエステにこだわる人も多いですが、あなたは、「どういうコンセプト」で、スキンケアをしていますか?

肌にいいことと悪いこと、正しいスキンケアの使い方を、あなたは知っていますか? 理解してケアをしている人と、なんとなくケアしている人とでは、効果に大きな差が出ます。

キレイになりたいのであれば、感覚で選ぶことをやめて、論理的にコスメを選ぶようにしましょう。
 

「ライン使い」は常識!

まず、「ライン使い」は常識です。「化粧水は、今はやりのA社のもの、乳液は、CMで見かけたB社のもの」というふうに、流行やCM広告に左右されていろいろなメーカーのものを使う人がいますが、これは絶対にダメ。メーカーによって、入っている有効成分が違うので、肌の上で有効成分同士が化学反応を起こして、シミやくすみの原因になることがあります。必ず同じメーカーのもので統一するようにしてください。
 

必ず弱酸性のものを!

そして、必ず弱酸性のものを選んでください。アルカリ性の化粧品を使っていると、肌は、本来の弱酸性からアルカリ性に傾いてしまいます。アルカリ性に傾いた肌は、雑菌が繁殖しやすい状態になってニキビなどの原因になるほか、本来の弱酸性へ戻そうとする負荷がかかり続けて、肌が「かたく」なっていきます。アルカリ性の化粧品を使い続けている人の肌は、触ればすぐにわかります。「ごわごわとした」手触りの肌になっているからです。

これは、スキンケアだけではなく、ボディシャンプーなどでも同じです。弱酸性ではないボディシャンプーでカラダを洗っていると、同じように負荷がかかって、肌が乾燥しやすくなったりします。

スキンケアアイテムを選ぶときに、どういう選び方をしているかもとっても重要です。「使っていて、特に肌荒れもしないしこれでいいか」という選び方をしている人が、意外と多いような気がします。

化粧品には、「現状を維持してくれるもの」と、「現状よりよくしてくれるもの」の2種類があります。当然ながら、選ぶべきなのは後者の化粧品です。あなたの肌の代謝は、年齢と共に衰えてくるわけですから、前者の化粧品を使っていたら、今の肌のコンディションを維持することはできなくなってしまいます。
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