土鍋でじっくり素材のうまみを引き出すお鍋
白菜の定番鍋のひとつに、白菜と豚肉を交互に重ねて作る鍋がありますね。あっさりとした仕上がりなので、好みの薬味やタレをいくつか用意すれば、子どもから大人までたっぷりの白菜を食べられます。
土鍋で時間をかけてゆっくり蒸し煮にすると、白菜がとろとろの食感になるところが、この鍋のおいしさのひとつ。豚の薄切り肉を使うのが一般的ですが、薄切り肉は時間をかけて加熱すると硬くなってしまい、臭みが出てしまいます。そこで豚もも肉の塊に塩麹をもみこんだものを使います。自分でスライスするため、多少お肉に厚みが出てしまいますが、時間をかけて加熱することで、うまみが引き出されておいしく仕上がります。おろした野菜と塩麹がだしの働きをしてくれる、素材の味が生きた一品です。
土鍋で時間をかけてゆっくり蒸し煮にすると、白菜がとろとろの食感になるところが、この鍋のおいしさのひとつ。豚の薄切り肉を使うのが一般的ですが、薄切り肉は時間をかけて加熱すると硬くなってしまい、臭みが出てしまいます。そこで豚もも肉の塊に塩麹をもみこんだものを使います。自分でスライスするため、多少お肉に厚みが出てしまいますが、時間をかけて加熱することで、うまみが引き出されておいしく仕上がります。おろした野菜と塩麹がだしの働きをしてくれる、素材の味が生きた一品です。
白菜と豚肉の重ね鍋の材料(2人分)
白菜と豚肉の重ね鍋の作り方・手順
白菜の重ね蒸し
1:豚肉に下味をつける
豚もも肉に塩麹とおろしたしょうがをすりこんで、ラップをしたら常温で30分置いて下味をつけます。(前日に作業しても◎その場合は冷蔵庫で保存します。)
豚もも肉を薄切りにします。多少厚くても大丈夫です。
大根、にんじん、玉ねぎはすりおろします。薬味のねぎは白髪ねぎにします。
豚もも肉を薄切りにします。多少厚くても大丈夫です。
大根、にんじん、玉ねぎはすりおろします。薬味のねぎは白髪ねぎにします。
2:白菜と豚肉を重ねる
白菜を一枚ずつはがし、白菜と豚肉を順番にはさんでいきます。この時、芯の上に葉、葉の上に芯といったように、葉のむきが交互になるようにして、はさみます。
鍋の高さに合わせて、白菜の長さが同じくらいになるように切ります。
鍋の高さに合わせて、白菜の長さが同じくらいになるように切ります。
3:白菜を鍋に並べる
土鍋を用意し、切り口を上にした白菜と豚肉を立てて並べます。火が通ると、白菜がへたるので、できるだけギュウギュウに詰め込んだら、おろした野菜を上にのせます。
4:蒸し煮にする
水を鍋の1/3の高さまで注ぎ、酒を加えたら蓋をして弱火にかけます。じっくりと20-30分蒸し煮にします。沸騰させると肉が硬くなってしまうので、蒸気が静かにあがるくらいの火加減にします。
たっぷりの白髪ねぎをのせたら柚子胡椒や、ポン酢でいただきます。
たっぷりの白髪ねぎをのせたら柚子胡椒や、ポン酢でいただきます。
ガイドのワンポイントアドバイス
おろした野菜は、スープのうまみ用に加えています。ここでは見た目を重視したので白菜の上に乗せていますが、白菜の下にある状態で加熱してもOKです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。