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筋肉痛の予防と改善10の方法

ダイエットやボディメイキングの為に筋トレやエクササイズを頑張っている人へ。今回は、その次の日の「いたたたた~~~」を予防、・改善する方法をお届けします。

佐々木 ルミ

執筆者:佐々木 ルミ

エクササイズガイド

実は好きな人も多い? 筋肉痛

muscle pain

筋肉痛を予防して快適ダイエットライフを!

頑張った次の日のあの痛みは誰もが経験したことがあるのではないでしょうか? ボディメイクの為に筋トレなど頑張っている人以外でも、いつもと違ったこと、例えば引っ越しや大掃除などした時にも筋肉痛になったりしますよね。なかには頑張り過ぎて日常生活に支障をきたしてしまうほどの筋肉痛を経験したことのある人も少なくないのでは? 今回はその筋肉痛の予防方法と、なってしまった後の改善法をお届けします。

筋肉痛のメカニズムはいまだ謎!?

まずは筋肉痛について少し説明しますね。筋肉痛には2つの種類があります。

■即発性筋肉痛(Post Exercise Muscle Soreness=PEMS)

運動中や運動直後に発する筋肉の痛みで、回復期間が速いことから特に問題視されるものではありません。

■遅発性筋肉痛(Delayed Onset Muscle Soreness=DOMS)
一般的に筋肉痛と呼ばれるものは、こちらの遅発性筋肉痛= DOMSのことをさすことが多く、何日間か続く筋肉の痛みのことをいます。今回はこのDOMSについてのお話です。

こんなに身近な筋肉痛。実はこの筋肉痛のメカニズムはいまだ解明中で、コレ!といったメカニズムの特定には至っていないようです。ちょっとビックリですよね。

筋肉は何千本もある筋繊維の束を筋膜という薄い膜が覆っている形になっていて、その中の筋繊維が筋トレなどで傷つき、修復される過程で筋力が付いたり筋肥大に繋がるのですが、痛みを伝える神経は筋繊維自体には存在しないので、筋トレなどで負荷をうけた筋肉そのもの(筋繊維)が直接痛むことはなく、筋肉痛の原因は筋肉自体の損傷からくるものではない、というのが大方の見かたのよう。

もちろんいくつかの仮説がなされていて、一般的な説明としては、筋トレなどで生じた疲労物質の乳酸が筋肉中の毛細血管に長時間残り、それが筋肉への酸素や栄養などの供給を阻害することで鈍痛が起こるという仮説がありますが、これもいくつかの矛盾が指摘されていて信憑性には疑問もあり。今一番有力なのは、筋トレなどで傷ついた筋繊維やその結合組織(腱や筋膜)などが回復する過程で炎症を起こし、その時に発生する痛みの物質が筋膜から伝わり(筋膜には痛みを受け伝える神経が存在するため)筋肉痛としての痛みを感じるという説のようです。

筋肉痛のアレコレと予防法とは?>>>
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