肌の美しさはインナービューティー
インナービューティーで肌が決まる
ジャンクフードやインスタント食品、外食産業は、当然ながら肌には良くありません。けれども、人付き合いもありますし、そういった「肌に悪いもの」をすべてやめてしまうのは、現代人にとって非常にストレスなこと。ストレスは、肌にダメージを与える最大の原因となります。できるだけ自炊を心がけていただきたいところですが、どうしても難しい場合は、サプリメントなどの栄養補給食品で、足りない栄養を補ってあげることが大切です。
農地の減少や農薬の問題などで、野菜自体の栄養価も下がっているので、できればマルチビタミンのサプリメントを摂取して、日ごろ失われがちな栄養を補って肌のケアをしてあげるようにしましょう。
あとは肌の美しさの決め手ともなる「水」。1日少なくとも2リットルのお水を飲むようにしましょう。私たちの体からは、代謝などによって、毎日およそ1.5リットル弱の水分が失われていっています。すなわち、それ以下しか水分を摂取していなかったら、カラダは水分不足になって、くすみや乾燥の原因になります。
ただし、この時必ず「水」を飲むようにしましょう。お茶やジュースをがぶ飲みして「水分摂取した」と思っている人がいますが、それは間違いです。ジュースに含まれる糖分は、肌細胞を構成するタンパク質を劣化させてしまいますし、お茶に含まれるタンニンが水分の吸収を阻害してしまいます。水太りを気にする人がいますが、浄水をしっかり飲む分には、逆に体内の循環が良くなって、代謝が上がります。血流が良くなることで、肌の透明感が増してきます。
あとは、「吸っている空気」。これは、寝ている間にどんな空気を吸っているかが、肌だけではなく、身体全体にもかかわってきます。
摂取した栄養は、酸素によって全身に運ばれるので、酸素の多い空気、すなわちキレイな空気を吸うことが大切です。部屋の空気は、密室であったりモノが置いてあったりするせいで、測定すると非常に汚れているといわれています。満員電車や高速道路の路上のほうが、家の中の空気よりもキレイなぐらいです。
大気汚染の問題などで、最近では部屋の空気の汚れを気にして空気清浄機を購入する人が増えてきていますが、せめて寝室には、空気をキレイにしてくれる空気清浄機を設置するのが、肌のためにはオススメです。
どんな時代でも「健康美」
健康美人が愛され女子。
また、キレイになりたい、とダイエットに励む女性がいますが、ただ単に体重を落とすことに躍起になっても、愛され女子には近づけません。
ダイエットのコツは、しっかり栄養を摂ること。そして、食事制限をするなら、米やパスタなどの炭水化物を制限しましょう。肉や魚などのタンパク質は、脂肪分の摂り過ぎには注意しなければいけませんが、そこまで制限を加えなくても大丈夫です。特に、魚のタンパク質と、大豆由来の植物性タンパク質は、ダイエット中ほど意識して摂取するようにしてください。