ピラティスで二の腕のプヨプヨを撃退!
ピラティスで二の腕のプヨプヨを撃退!
思い切って上着を脱いでも怖くないようピラティス・エクササイズで、しっかり腕を引き締めておきましょう!
腕の肉、どうしてこんなに落ちないの?
腕のお肉(特に二の腕)はどうしてこんなにも簡単についてしまうのでしょう? 重力?年齢?いいえ。それだけではありません。
摂取する栄養に対して使う筋肉の消費エネルギーが足りないと、お肉が付いていくのはご存知ですね?全身はもちろんですが、これは部分的な筋肉にも当てはまります。
二の腕も然り。
腕の表側をつまんでみても余分なお肉ってあまりないのに、裏側の二の腕周辺にはタップリつまめるお肉が……。つまり、圧倒的に表側の筋肉に比べて裏側である「二の腕周辺」の筋肉を使う動作が不十分だということ。
日常生活では足りない、この筋肉をしっかり使う動作を補ってあげればいいのです!
では、この二の腕を使う動きにはどんなものがあるのか、簡単に見て行きましょう。
メインメンバーのご紹介
腕には様々な筋肉がありますが、分かりやすいようにここではメインのメンバーのみをご紹介していきましょう。
まずは表側の代表選手、「上腕二頭筋」です。「力こぶ」で有名ですね。
うでをだらりと机の上に置いて、キーボードを打つ、お料理をする、などの作業の際(肘を曲げる時)に使うのがこの「上腕二頭筋」。主な働きは、図のようにヒジから先を持ち上げること。比較的小さいとは言え、毎日必ずと言っていい程行っている動きです。
そして裏側の代表選手、「上腕三頭筋」。こちらは不名誉ではありますが、「二の腕」のプヨプヨ「振りそで」として有名なお肉に隠れて、あまり目立たない存在になってしまっております。
上腕二頭筋に比べて使われにくいのが、この「上腕三頭筋」。この筋肉が活躍するのは、腕立て伏せや重いものを押しのける動作。
普通の女性の日常生活でこの筋肉を使う機会はとても稀なのではないでしょうか。具体的には、図のように肘を固定したまま肘から先を伸ばす時や、さらに腕を後ろに引く動作にも力を発揮します。
さあ! この動きを頭に入れておけば準備は万端です。効率的に動かすために、これらの位置をしっかり意識しながらピラティスエクササイズにチャレンジです!
シーテッド・トライセプス(やさしい編)
1.脚を前に伸ばして背を高く座り、背筋を伸ばしたまま中指をお尻の方に向けて後ろに手を付きます。フルバージョンのエクササイズに入っていきましょう!
シーテッド・トライセプス
1.イスの前に立ち、指先がお尻の方に向くように手の平の付け根をイスの座面に置き、ヒザを曲げて背中が垂直になるようにセットします。ぜひぜひチャレンジしてみて下さいね!
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