欧米ではもう常識!?デリケートゾーンのケアのお国事情

お手入れを怠りがちだけれど…

お手入れを怠りがちだけれど……

スキンケアをしたり、健康に気を使ったりといったボディケアは、今や大人のマナーともいえるくらい当たり前のものになってきました。特に女性であれば、「スキンケアを一切していない」という人は、珍しいぐらいでしょう。しかしながら、デリケートゾーンのケアとなると、手入れが行き届いていない人もちらほら。どれくらいの人がお手入れをしているか、20代以上の男女にアンケートを取ると、およそ50%以上の人が、デリケートゾーンの手入れを一度もしたことがない、と答えるそうです。

「見えないところだから大丈夫」と思って、どうしても後回しになりがちなデリケートゾーン。けれども実は、見えない部分だからこそ、とりわけお手入れが必要な場所でもあります。

デリケートゾーンのケアについては、日本人は、欧米人よりも遅れているといわれています。特に欧米人の女性は、デリケートゾーンのケアに対しての意識が、かなり若いうちから高いと言われています。なぜ、日本人よりも欧米人のほうが、デリケートゾーンへの意識が高いのでしょうか。その理由は、欧米と日本との食生活の違いにあります。

デリケートゾーンの独特のニオイはどうして起こる??

欧米化する食生活がニオイの原因に…

欧米化する食生活がニオイの原因に…

そもそも、ニオイは、どうして起こるのでしょうか。それは、皮脂腺と汗腺から分泌される皮脂と汗に理由があります。デリケートゾーンだけでなく、全身の皮膚には、皮脂を分泌する皮脂腺と、汗を分泌する汗腺があります。皮脂は、皮膚を保湿して守る働きがあり、汗は、主に体温を調整するという働きがあります。また、皮膚にはさまざまな種類の雑菌が常に付着しています。これらを、「皮膚常在菌」と呼びます。

よく、「汗がニオう」「脂ぎった」という表現をしますが、皮脂や汗は、分泌されたばかりではほとんど無臭です。時間が経って、皮脂と汗に皮膚常在菌が作用することにより、これらに含まれるタンパク質などが酸化したり、分解されたりして、独特のニオイを発するようになるのです。

皮脂腺から分泌される皮脂の量が過剰になったり、酸化しやすいタンパク質が多く含まれていたりすると、ニオイやすくなります。 欧米でデリケートゾーンのケアが進んでいるのは、欧米人の脂肪分や動物性タンパクの多い食生活によって皮脂の分泌が亢進し、酸化した皮脂が元の異臭につながりやすいからです。日本人が、欧米人よりも体臭が少ない人種なのは、本来の日本人の食生活が、体臭が発生しにくい、低脂肪高たんぱくの健康的な日本食だったからです。

食生活の欧米化とともに、皮脂の分泌量や体格なども欧米化しつつある近年では、今まで以上に、体臭のケアを心がけなければならない時代に突入しています。デリケートゾーンだけではなく、口臭なども、油の酸化が原因と言われています。口腔内に残った食事の中に含まれる脂肪分が酸化して、異臭を放つようになるのです。ブレスケアをきちんとすることで簡単に予防できるので、心がけてみてください。

また、何度も使いまわしされて酸化した油を摂取しないようにしたり、脂肪分の多い食事ばかりにならないように心がけるなど、食生活の見直しが、体臭予防にも繋がります。