スメハラ対策に!ほのかに香る手作りアロマ柔軟剤の作り方

柔軟剤の手作り方法とは?

花粉症の季節が来ると娘のアレルギーで洗濯が大変だった育児体験を思い出します

最近、市販の柔軟剤での「スメハラ」問題が話題になっています。ガイドは「香り」が好きなので、市販の柔軟剤も好きなものを楽しく使用しています。

しかしながら、子供がアレルギーだったころ、使用できない時期があったことも事実です。特に、花粉症の季節が来ると娘がアレルギーで育児が大変だった時のことを思い出します。アレルギー体質の娘は、乳児湿疹がとてもひどくて産着がこすれると湿疹が真っ赤になるので洗濯洗剤と柔軟剤にとても気を使いました。

アレルギーがあったり、体調がすぐれない場合合成香料が多く含む市販の柔軟剤の香りが苦手に感じてしまうのも理解できます。子供のアレルギーで柔軟剤が使えなかったときに役立ったのが、「お酢」を使った手作りアロマ柔軟剤でした。最初は「お酢で臭くならないのかな?」そんな心配をしましたが、使ってみてびっくり! まったく「お酢の臭い」は衣類に残らず精油の柔らかな香りだけが残ります。

当時はガイドもアロマセラピストとしてまだデビューしていない時期だったのでこの経験が「艶髪にデトックス! 手作りアロマシャンプー&リンス」の記事で紹介した手作りアロマリンスのヒントになりました。

今回はガイド自身の経験から愛用しているお酢を活用した「手づくりアロマ柔軟剤」の作り方と使い方を紹介します。「お酢」に抵抗がある方のためには、お酢のニオイがしない「クエン酸水」を使ったレシピのリンクも紹介しています。
   

手作りアロマ柔軟剤になんでお酢なの?

クエン酸水とハーブで作った手作りアロマリンス

クエン酸水とハーブで作った手作りアロマリンス。赤い色はハーブとクエン酸が反応して出る自然の色です。

手作りアロマ柔軟剤にはなぜお酢を使うのか? 理論は手作りアロマリンスと全く同じです。是非「艶髪にデトックス! 手作りアロマシャンプー&リンス」の記事を参照ください。アルカリ性の洗剤で洗濯した衣類を「酸性」のお酢で中和して衣類がごわごわにならないサポートをしてくれます。

よってクエン酸水でもOKなのですが、ガイドは柔軟剤としてはボトルごとそのまま使えてクエン酸水を作る手間が省けるので「お酢」を愛用しています。スーパーで500ml 88円くらいのお得な価格で販売されている一般的な穀物由来の「お酢」を使っているのでコスト的にも大変経済的です。

これらの一般的な「お酢」には若干アルコールも入っているので精油の希釈にもちょっぴり役立ちます。衣類をふっくらさせるためには「グリセリン」を加えます。市販の柔軟剤のようなやわらかさは難しいですが、コーティングされていないナチュラルですっきりとした柔らかさが楽しめます。ガイドはタオルの吸水性が落ちずにふんわりするナチュラルな感触が気に入っています。
 

柔軟剤を手作りする時のグリセリンについて

手作りリンスにも柔軟剤にも活用できるグリセリンについて説明します。グリセリンとは石鹸を作るときに出来る副産物です。植物や動物、人間にも蓄えられている物質であり、物質的特徴により保水性に優れていることから「保湿成分」としても有名で化粧品としても使われています。あかぎれなど、皮膚のひびのケアにも使われます。

使い方は多様ですが、昔から織物や染物などに補助剤として使われていたそうで、柔軟剤としても衣類のごわごわに役立つことが理解していただけると思います。

精油を混ぜて手作りのアロマクラフトを楽しむ場合に使うグリセリンは、「植物由来」のものをおすすめします。ドラッグストアや通販などショップで販売されているグリセリン(※)で、「化粧用にOK」と記されているものは、ほとんどのものが石鹸の材料となるヤシ油やパーム油由来のグリセリンのようですが、ドラッグストアの薬剤師さんも原料の由来までは把握しづらいそうなので、製造元メーカーに確認するのが確実です。
※グリセリンは一般的に500ml /1000円未満程度の価格で販売されています

グリセリンの量で衣類のふっくら感が変わってきますが、多く使用すれば良いとは限りません。多く使いすぎるとグリセリンが衣類に負担をかけるので、レシピを参考に使いやすいグリセリンの量を自分でアレンジしてください。
 

手作りアロマ柔軟剤の作り方と使い方

市販の「お酢」にグリセリンを混ぜるだけで柔軟剤の出来上がり!

市販の「お酢」にグリセリンを混ぜるだけで柔軟剤の出来上がり!

ではお酢を使った手作りアロマ柔軟剤の作り方と使い方を紹介します。

■材料と道具
【洗濯1回分】家族用ドラム式洗濯機の場合
(材料)
・お酢 500ml ボトル1本
※お得な価格で販売されている一般的な穀物酢が適している
・柔軟剤を入れるボトル
・30ml ビーカーまたは おちょこ
・マドラー(お好みで)
・植物性グリセリン 大さじ5杯程度
・お好みの精油 1回に5滴
 

(作り方)
柔軟剤用に自前で用意するボトルにお酢を入れる

柔軟剤用に自前で用意するボトルにお酢を入れる

(1)柔軟剤用に適当なガラスボトルを用意する。そこへお酢をボトル1本移し替える。
 
お酢にグリセリンを加える

お酢にグリセリンを加える

(2)そこへグリセリンを大さじ5杯加える。
 
そのままかき混ぜてお酢とグリセリンをなじませれば出来上がり!

そのままかき混ぜてお酢とグリセリンをなじませれば出来上がり!

(3)かき混ぜてグリセリンとお酢をなじませれば出来上がり!
 

(使い方)
家族用4~5人分くらいの衣類は30ml程度でOKです。好みもあると思いますので、適量は使いながらアレンジしてくださいね。

家族用4~5人分くらいの衣類は30ml程度でOKです。好みもあると思いますので、適量は使いながらアレンジしてくださいね。

・洗濯機の場合
1回の使用量の目安は、30ml 位。おちょこ1杯分程度です。使う度に1回分の容量にお好みの精油を5滴垂らして、精油をなじませてから柔軟剤の投入口に入れるだけです。香り立ちを良くするためにあらかじめ精油をボトルにブレンドせず、1回ずつ5滴程度を使うのがガイド流です。
 
精油のフレッシュな香りを楽しみたいので、1回ずつ、使う都度精油を5滴ブレンドするのがガイド流。

精油のフレッシュな香りを楽しみたいので、1回ずつ、使う都度精油を5滴ブレンドするのがガイド流。

1回ずつ精油をブレンドするのが面倒な方は、500ml に対して精油40~50滴程度をお好みであらかじめボトルにブレンドして、使う都度ボトルを優しくシャッフルして精油をなじませてから使えば、1回ずつ精油をブレンドする手間が省けるでしょう。

アロマ柔軟剤専用に、お好みのガラスボトルを購入して作ると便利です。注ぐのに便利で、ビネガーボトルやドレッシングボトルのように振って使えるものがいいでしょう。


 
・手洗い洗濯の場合
手洗い洗濯の場合は、洗剤をすすいだ後、洗い桶(洗面器程度の大きさ)に水を張って10ml 程度(小さじ2杯程度)を入れて衣類を浸すだけでOKです。2~3分浸したら水を切ってタオルに優しく包んで洗濯機で1分軽く脱水して干しましょう。衣類に応じてはグリセリンを小さじ半分程度足すと柔らかさが増します。使いながら自分の好みを見つけましょう。
 

手作りアロマ柔軟剤におすすめの精油と注意点

ナチュラルなふんわり感が魅力の手作りアロマ柔軟剤! 精油のさわやかな香りで清潔感もアップします

ナチュラルなふんわり感が魅力の手作りアロマ柔軟剤! 精油のさわやかな香りで清潔感もアップします

基本的にお好みの香りの精油で楽しんでいただければOKです。しかし精油の特徴として柔軟剤に不適切なものは避けたほうが良いと考えます。柑橘系、樹脂系、フローラル系の精油には「色」があるものが多いです。香りづけとしては好ましくても大事な衣類にシミを作るのは良くないので、無色の精油で楽しむことをおすすめします。

ガイドは下記5つの精油で楽しみます。

ラベンダー
ローズウッド
ペパーミント
ローズマリー
ユーカリグロブルス

ラベンダーやローズマリーは昔から衣類の香りづけとして使われていた植物です。またこれらの精油のほとんどはデオドラント効果があるので柔軟剤に使いやすい精油です。精油に色も無いので衣類にシミを作る心配も少ないです。

ユーカリに関しては汚れ落ちをサポートしてくれるので洗濯洗剤に5滴ほど垂らして洗濯してもOKです。これら5つの精油は香りの相性も良いので気分によって自分でブレンドを楽しんでみてくださいね。

またペパーミントだけは、そのまま5滴は多いと思います。例えば嘔吐物を洗濯する場合などは衣類の殺菌目的にも役立つので5滴使用しますが少量で効果が高い精油なのでペパーミントの精油のみで使用する場合は3滴程度で調整するか、他の精油を2滴足して合計5滴で楽しむことをおすすめします。

ボトル1本を柔軟剤として作ったら、使い切るまで毎日使って頂くことをおすすめします。お酢にグリセリンを混ぜているので劣化はさほど心配はありませんが、手作りなのでなるべく早く使い切ることをおすすめします。
 

クエン酸水を使った手作りアロマ柔軟剤について

ガイドは自らの育児経験から今回は「お酢の柔軟剤」を紹介しましたが、クエン酸水でも同様に手作りアロマ柔軟剤を楽しんでいただけます。暮らしのオールアバウトにてレシピが紹介されていました。こちらも併せて参照ください。

部屋干し派におすすめ! アロマ柔軟剤の作り方
 

天然アロマの柔軟剤がスメハラ対策に役立つ理由

天然アロマオイル(精油)でも、「香り」があるので「スメハラ」に無関係とういことではありません。天然アロマの香りであっても、「好き、嫌い」は必ずあります。しかしながら、こちらは有機化合物であるので、芳香分子の形態が自然界のものであるものになります。よって、残香がほぼなく、空気中に馴染んでいくのが特徴です。

しかしながら、市販の柔軟剤はほとんど合成香料で香りが作られています。これは化学反応を利用して人工的に香りがつくられているものであるので、芳香分子の形態も自然体ではないという事です。よって、芳香分子が空気中に残ることが多いので残香があるため、香水や柔軟剤などは香りが長時間楽しめます。

残香が少ない天然香料のアロマオイル(精油)は、長時間香りを保つことは難しいですが、芳香分子の形態も自然のものであるため、体にも地球にも優しくハラスメント対策という点では、合成香料よりは適していると言えるでしょう。

しかしながら香りの嗜好は個人によって異なります。アロマオイル(精油)であっても、種類や使用量を上手にコントロールしましょう。
 

アロマ柔軟剤の使用についての注意点

手作りアロマ柔軟剤は、市販の柔軟剤と同様とまでは難しいですが、ナチュラルな柔らかさと天然素材の優しさを感じることができる体にも地球にも優しい柔軟剤です。ガイド自身が役立ったこの柔軟剤が、同様の状況の方々に役立つアイテムとなれば幸いです。

アロマ柔軟剤で洗濯した衣類の乾燥機の使用については注意してください。稀なケースですが、エステサロンにてアロマオイルマッサージで何回も使用したタオルを乾燥機にかけて火事になったケースがあります。乾燥機の劣化具合や、タオルの使用頻度など様々な理由が背景にありますが、自分で手作りしてアロマオイル(精油)を使用していますので、ご家庭で判断して使っていただくことをお願いいたします。

手作りアロマクラフトは、料理と同じく自己責任で楽しむものです。安全にアロマクラフト作りを楽しんでいただくために、「アロマコスメの作り方・注意事項」「精油のローテーションについて」の記事を最初に読んでいただくことをおすすめします。

手作りアロマクラフトの材料はナチュラルな素材であり、基本的に肌に優しいクラフトに仕上がりますが、全ての方の肌に合うとは限りません。アレルギーのある方、敏感肌の方、トラブルが心配な方は、必ずパッチテストをしてから使用していただくことをお願いします。

精油の効果効能に関しては、アロマテラピーを学ぶ上で必要な学術上の知識を参考に紹介しています。それぞれの効果効能は治療を目的としたものではありません。精油の知識に関してご不明な点は、必ず身近で確認できるアロマセラピストや、ショップの店員、専門家に確認し安全にアロマクラフト作りを楽しんでください。

※パッチテストとは、腕の内側などにテストしたい材料を少し塗布して、赤くかぶれるなどの反応が出るかを確かめるテストです。精油1滴を、ティースプーン1杯くらいのお水で薄めて皮膚に塗布します。他の材料は、そのまま直接塗布してください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。