手軽に味は本格!参鶏湯
寒くなってくると体を温める食べ物が美味しく感じますね。この参鶏湯は生姜を利かせ、もち米を加えているのでスープにとろみがついて本当に体が温まります。二種類の鶏肉を使いますが、鶏の骨付き肉からスープに旨みを出し、もも肉にはもち米を包みます。なつめを加えるとスープに風味がついて、本格的な味になります。
生姜に熱を加えるとショウガオールという成分に変化します。ショウガオールには血管を拡張して血行をよくする効果があるので冷え性の方にもおすすめです。鶏の骨つき肉を煮込むとコラーゲンがスープに溶け出します。この参鶏湯のスープは常温でもゼリー状に固まってしまうほどです。今回一緒にご紹介する青梗菜のナムルにはビタミンCがたっぷり、コラーゲンの吸収を良くして美肌に効果的な組み合わせです。
生姜に熱を加えるとショウガオールという成分に変化します。ショウガオールには血管を拡張して血行をよくする効果があるので冷え性の方にもおすすめです。鶏の骨つき肉を煮込むとコラーゲンがスープに溶け出します。この参鶏湯のスープは常温でもゼリー状に固まってしまうほどです。今回一緒にご紹介する青梗菜のナムルにはビタミンCがたっぷり、コラーゲンの吸収を良くして美肌に効果的な組み合わせです。
参鶏湯の材料(6人分)
参鶏湯の作り方・手順
参鶏湯を作る
1:
鶏肉は骨付きのものは関節の所で半分に切っておくと鍋にも入れやすく、食べやすいと思います。骨付きでない方は厚みを均一にしておく。1%の塩をふって半日ほどおいて塩をなじませる。
1%の塩というのは100gの鶏肉に対して1gの塩の事です。2:
もち米は水に浸して1時間ほど置き、水気をきっておく。生姜は薄切りにし、にんにくは包丁で叩いておく。
3:
鶏もも肉を皮を下にして置き、1/3量のもち米となつめをのせる。
4:
くるくると丸めてタコ糸で結ぶ。
5:
タコ糸で結ぶ時間がないときには楊枝で留めます。中身が少し出てきてしまいますが、スープにとろみがついてそれも美味しいです。
6:
鍋に2・鶏骨付き肉を入れて水900ml・酒を入れ生姜とにんにく・塩を加えて火にかける。
7:
途中でアクを取り、1時間程煮て味をみて足りなかったら塩を足す。
8:
今回薬味は香菜・白髪ねぎ・糸唐辛子を用意しました。あっさりとしたスープなのでお好みのものを用意してもいいですね。
青梗菜のナムルを作る
9:
青梗菜は3cm長さに切って株は6~8等分に切る。人参は線切りにし、しいたけは石づきを取って8等分に切る。塩・油を加えた熱湯でゆで、水気をよくきる。おろしにんにく・ごま油・塩・黒七味を加えてよく和える。
ガイドのワンポイントアドバイス
味付けは塩と酒のみですが、骨付きの鶏肉からとても美味しいだしが出るので本格的な味になります。もしスープが余ったらご飯を加えて雑炊のようにして食べるととても美味しくいただけます。コラーゲンも無駄なく食べられるのでお勧めです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。