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生理周期を知って美肌を手に入れる方法(3ページ目)

女性には、「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つの性ホルモンがあります。それぞれ異なった作用があり、美肌と健康に大きくかかわっています。これらのホルモンは、生理周期に合わせて分泌量が変化します。生理周期と性ホルモンの分泌量との関係性についてを知ることは、スキンケアにとって非常に大切。なぜなら、この2つのホルモンが肌に与える影響は、それぞれ違うからです。

山下 真理子

執筆者:山下 真理子

ボディケアガイド

性ホルモンとスキンケア

生理周期と性ホルモンの分泌量との関係性を知ることが、スキンケアにとって非常に大切

生理周期と性ホルモンの分泌量との関係性を知ることが、スキンケアにとって非常に大切

スキンケアで注意しておくべきなのは、プロゲステロンが分泌される「黄体期」です。プロゲステロンによる皮脂分泌の増加は、ニキビや毛穴の開きの原因になります。

月経期に入ると、プロゲステロンの分泌は減少してニキビがよくなることがあります。しかし、皮脂分泌が減少して、肌が乾燥して肌荒れしやすくなります。「黄体期」と「月経期」は、肌がデリケートになっているので、基本的な洗顔と保湿をしっかりする「守り」のケアをしていくのが一番です。

「卵胞期(エストロゲン分泌期)」と「排卵期」には、攻めのケアを

エストロゲンの分泌が高まる卵胞期・排卵期には、肌のコンディションが整っているので、新しい化粧品を試したり、効果的なケアを積極的に行う「攻め」のケアができるときです。

ニキビ跡が気になるようなら、エステやクリニックでピーリングやマッサージを受けてみたり、シミが気になるなら、新しい美白コスメを取り入れるのもよいでしょう。ただし、ニキビが化膿して炎症を起こしているときには、あえて「守り」のケアをすることも、スキンケアのコツのひとつです。

ニキビケアは、「守り」と「攻め」の両方向で

スキンケアの中でも、特にニキビケアに関しては、生理周期に合わせて、「守り」と「攻め」をうまく使い分けましょう。

■黄体期と月経期……「守り」のニキビケア
  • 洗顔と保湿はしっかりと
  • 和食中心で、脂っこいものや外食は控える
  • 無理はせずにストレス発散を
  • 夜更かしはしない、早めに寝る。睡眠は精神安定効果も◎
■卵胞期と排卵期……「攻め」のニキビケア(ニキビの炎症がない場合)
  • 新しいスキンケアコスメにチャレンジしてみる
  • エステや皮膚科などで、ピーリングやイオン導入などの施術を試してみる
  • 美容液を足して、寝る前にスペシャルケアを

もちろん、ニキビだけではなく美肌を目指すならば、外食や睡眠についてはいつでも注意するようにしてくださいね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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