アロマテラピー/アロマテラピー活用術・楽しみ方

生理の悩みを解決するアロマテラピー活用術(2ページ目)

毎月ある生理。代表的な不快感とうまく付き合うためにアロマテラピーに助けてもらいましょう!

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド


PMSのためのアロマ

お風呂なら毎日のことだから、ラクに続けられそうです

お風呂なら毎日のことだから、ラクに続けられそうです

生理の数日から10日前ぐらいに見られる色々な不調を月経前症候群(premenstrual syndromeの頭文字をとってPMS)といいます。月経が始まると同時になくなるのが特徴です。タイミングとしては、排卵の時期から生理がスタートするまでの間に該当します。

月経前症候群を経験したことのない女性の方が少ないのではないでしょうか。気分のいいものではないですよね…。はっきりとしたPMSの原因は不明のようですが、ホルモンバランスの乱れや変化に伴ってのことと考えられているようです。

症状は個人差がありますが、多いものとして胸の張り、頭痛、肩こり、むくみ、だるい、眠い、にきび、便秘など。精神的にはイライラする、怒りっぽい、集中できない、気力がない、ゆううつ、不安感が強くなる、食欲が不安定になるなどが知られています。


症状別のおすすめアロマfor PMS

オイルは酸化しやすいため使う分だけ作りましょう

オイルは酸化しやすいため使う分だけ作るといいでしょう。

  • 心の面での不調:ハンカチに好きな香りのエッセンシャルオイルを1滴落として持ち歩き、ときどき外出先などで吸入するといいでしょう。手作りのアロマ化粧水を作って毎日、使うのもとてもオススメです(作り方はこちら)。香りも満喫でき、お肌にもGoodで一石二鳥。

  • むくみ:バスソルトはいかがでしょうか。ジュニパーベリー1滴とゼラニウム1滴と天然塩大さじ3杯ほどをよくかき混ぜたものをバスタブに入れて溶ければ入浴できます。また、むくみにはハーブティもオススメです。ローズヒップ、リンデン、カモミールジャーマンをブレンドします。利尿効果が期待できるため、すっきりしますよ。

  • 眠気やだるさ、集中力が散漫な場合:ペパーミントユーカリローズマリーレモンなど爽快感のある香りで脳を刺激するといいでしょう。コットンに数滴落として、デスクに置いたり、カバンに入れて携帯しましょう。

■トリートメントオイルの作り方
キャリアオイル(ホホバオイルなど) 大さじ1杯
エッセンシャルオイル 1~3滴

上記2つをよくかき混ぜればOKです。余ったオイルは容器に入れて早めに使い切りましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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