レモン
レモンといえば食べることでおなじみ。フレッシュな香りが特徴です。 |
ミカン科の木本
皮を圧搾して採油
もともとはヒマラヤ東部原産といわれるレモン。食卓では脇役のことも多いフルーツですが、ないと困るのがレモン。それだけ香りが素晴らしく料理、お菓子、ドリンク類はもちろん、洗剤や香粧品には欠かせない植物。
レモンのアロマ効果
レモンが体にとって役立つことはビタミンC以外、あまり知られていませんが、アロマテラピーでは色々な効能を期待してレモンを活用します。まず感染症や傷から身を守るといわれます。それは白血球を刺激する効果があると考えられるから。気管支炎や流感、腸内感染症の際には解熱が期待できるといわれます。また消化については、消化促進、食欲増進も期待できます。心理面では、気分を明るくし頭の働きを活性化するといいます。集中力をアップさせたいときに活躍する香りです。
◆注意
(1)アロマバスで使うと肌がチクチクと刺激を感じる場合があります。よく混ぜるなど気を配りましょう。
(2)光毒性を示す成分を含有します。塗布後、すぐにレモンのオイルを塗った部分を日光(紫外線)に当ててはいけません!
◆ガイドからひとこと提案
風邪の季節は芳香浴で使うと、部屋の浄化に役立ちます。また子どもの勉強部屋や仕事の能率を上げたいときも良いでしょう。
参考文献
『アロマテラピー事典』パトリシア・デービス著 高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社)
『花図鑑ハーブ』高橋章監修