ヨガ/ヨガ関連情報

女性ホルモンをヨガで増やしてさらに美しく!

忙しい日々で、どんどん男前になって行く自分に気付く事がありませんか? やはり女性はいつまでたっても、可愛くいたいもの。今回は、女性ホルモンの分泌を促進するポーズをご紹介! 女性特有の悩みを多く抱えがちな子宮や股関節に効果的です。

森 和世

執筆者:森 和世

エクササイズガイド

ヨガで女性ホルモンを分泌させ、さらに綺麗に!

ヨガで女性ホルモンを

いつまでも可愛い人とそうじゃない人の違いは?体の内側からの潤いの差?!

いつも綺麗でいたい、いつまでたってもオンナらしくいたい気持ちは女性として大切な事。でも実際は、仕事や家事に追われ、あまりにテキパキと動き過ぎ、その姿はもはや立派な男性に?! どうも最近、自分の男前ぶりが板に付き過ぎて、今更オンナらしく出来ない……と思っている人、内側から女性ホルモンをたっぷり分泌させてみてはどうでしょう。少しつり上がっていた目も母性に満ち溢れた潤いの目に戻り、カサついていた肌も吸いつくようなしっとり美肌に戻れば、女性としての輝きが増すはず。

今回は女性としての潤いのもと、女性ホルモン分泌を促すポーズをご紹介します。特に、女性特有の悩みである、生理痛や妊娠を考えている人などにも効果が期待できるポーズなので、是非トライしてみて下さいね。
 

ヨガで健康になれる理由、ハッピーホルモンとは?

引き寄せ力の源、ハッピーホルモンにはヨガが最適?!

引き寄せ力の源、ハッピーホルモンにはヨガが最適?!

ポーズの説明の前に、呼吸とセロトニンの関係について観てみましょう。よくヨガを定期的に実践すると、健康で綺麗になると言われますが、その理由はハッピーホルモン、セロトニンの分泌が促されるからです。セロトニン神経は、脳内神経の1つ。右脳と左脳が交わり縫い合わさる脳の中心部分にあり、セロトニンを分泌しています。例えば、睡眠サイクルを調整するメラトニンはセロトニンから作られています。そして、このセロトニンは、心臓機能や代謝、呼吸などを管理する自立神経を調節し、心のバランスを保ちます。

交感、副交感神経の2つから成る自立神経は、ストレスがあるとノルアドレナリンが分泌され交感神経が優位になり、リラックス時にはセロトニンが出て副交感神経が優位と言った具合に、セロトニンの分泌によりバランスをとってくれます。ですから、セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、暴力的(キレる)になったり、うつ病を発症すると言われています。

セロトニンの分泌を促すのが、腹筋を使い意識的な呼吸と、継続的な軽めの運動です。つまり、ヨガを実践すればセロトニンが分泌されやすくなるのです。また、現代社会では仕事のストレスなどから、女性特有の悩みを持つ女性が多いですが、普段からヨガや軽い運動を心がけ、骨盤や内臓、特に子宮などの調子を整えるように意識し、自分の体に優しくしてあげましょう。
 

バッダ・コーナアサナ

■効果:泌尿器系疾患の改善が期待できます。
骨盤、腹部、背中が刺激され、血行が促進されるので、このポーズは女性に大変効果的。月経不順を治し、卵巣の機能を正常にすると言われています。

■注意する点:そけいぶ、膝をケガしている人は無理のない範囲で行いましょう。
動作1 床に座り、足の裏を合わせましょう

動作1 床に座り、足の裏を合わせましょう

1.床に座り、足の裏を合わせましょう。両手は足の縁もしくは、足首を掴みましょう。
 
動作2 膝を揺らします

動作2 膝を揺らします

2.そのまま、右、左と膝を揺らします。
 
動作3 股関節からお尻までゆっくりほぐします

動作3 股関節からお尻までゆっくりほぐします

3.特に、座骨(お尻の骨)で足踏みをするイメージで、股関節からお尻までゆっくりほぐします。
動作4 息を吸いながら両膝を床から離します

動作4 息を吸いながら両膝を床から離します

4.正面に戻り、息を吸いながら両膝を床から離します。
 
動作5 両膝を床へと近づけます

動作5 両膝を床へと近づけます

5.息を吐きながら、両膝を床へと近づけます。この動きを5回ほど続け、そけいぶから太もも内側の内転筋、太もも裏のハムストリングスをほぐします。
 
動作6 息を吸いながら背骨を伸ばします

動作6 息を吸いながら背骨を伸ばします

6.正面に戻り、息を吸いながら背骨を伸ばします。
 
動作7 ゆっくり上体を前に倒していきます

動作7 ゆっくり上体を前に倒していきます

7.息を吐きながら、ゆっくり上体を前に倒していきます。この時、顎は軽く引き首の後ろを伸ばすように意識&注意。そのまま呼吸を数回続け、息を吸いながら上体を戻しましょう。

 

パスチモッターナアサナ(西を向いたポーズ)

■効果:内臓の調子を整え、働きを活発にします。腎臓の調子を整え、体のだるさが改善され、消化機能もアップします。また、腰を伸ばすことにより、酸素を含んだ血液が多量に腰部に送り込まれ、生殖腺はその血液から栄養を吸収すると言われています。
■注意する点:膝や腰が痛くない範囲で行いましょう。
骨盤が立ちにくい、上半身が前に倒れる時にお尻が後ろに逃げてしまう場合は、
ブランケットやクッションの上に座ってみましょう。
動作1 座骨から頭のてっぺんまで伸ばすイメージで姿勢を整えます

動作1 座骨から頭のてっぺんまで伸ばすイメージで姿勢を整えます

1.床に長座になり、座骨から踵まで、座骨から頭のてっぺんまで伸ばすイメージで姿勢を整えます。この時、腰が反らないようにお臍を腰に引き寄せるように意識&注意。
 
動作2 腰が丸まらないように意識しましょう

動作2 腰が丸まらないように意識しましょう

2.両手は置ける位置に置き、腰が丸まらないように意識しましょう。
 
動作3 息を吸いながら背骨を伸ばします

動作3 息を吸いながら背骨を伸ばします

3.息を吸いながら背骨を伸ばし、息を吐きながら指先をゆっくり前に歩かせ、上半身を倒します。この時、足の付け根から二つ折りになるイメージで、お腹を前に押し出しましょう。
 
動作4 ふくらはぎから脛まで脚全体の筋肉を活性化させましょう

動作4 ふくらはぎから脛まで脚全体の筋肉を活性化させましょう

4.楽に呼吸が出来る場所で、そのまま呼吸を数回続けましょう。この時、踵を押し出し、つま先は天井に向け、ふくらはぎから脛まで脚全体の筋肉を活性化させましょう。前屈は苦手な人が多いので、口を固く閉じたり、眉間にしわが寄ったり、肩に力が入ったりすので、吐く息を長くするようにし、体の力を手放すようにしましょう。

いかがですか?いつでも簡単に出来るポーズなので、寝る前やテレビを観ながらなど、気軽に実践してオンナ度を上げて行きましょう!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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