酸による歯の老化度チェック
レモンは酸が強いので歯のエナメル質が溶けやすい
□ 野菜サラダや果物(かんきつ類)を積極的に食べるように心がけている
□ ビールより、ワインが好き
□ スポーツドリンク、炭酸飲料、果汁飲料などをよく飲む
□ 美容のためにチュアブルやドリンクタイプのビタミンCサプリメント、健康美容ドリンク、酢飲料のいずれか1つ以上を摂取する
□ 飲食後、意識的に水で口をすすぐことはしない
□ 仕事や人間関係などで、ストレスを感じることが多い
□ 日常的に服用している薬がある
□ 歯がしみることがある
□ 歯の先端が透けている。もしくは歯表面に光沢がなくマットな状態(どちらか一つでも該当すればチェックを)
□胸焼け、胃もたれ、げっぷをすることが多い。または朝起きたときに口内が酸っぱい感じがすることがある
8~10個チェックがあれば「危険」
正しい歯のエイジングケアを身につけよう
3~7個のチェックが入った人は、「警戒ゾーン」。酸を多く含む飲食物を頻繁に摂り過ぎている可能性があり、歯のエイジングが加速しているかも。
0~2個のチェックだった人は、「理想的ゾーン」。油断は禁物ですが、今まで通りの歯のケアを心がけてください。
ちなみにガイドはチェック2個。野菜サラダやフルーツを積極的に食べますし、ビールよりワイン(それも酸が多く白い歯に沈着しやすいブルゴーニュの赤ワイン)が好き。「理想的ゾーン」に入っていますが、半年に一度の歯医者さんでのプロケアを欠かさず行い、食後30分くらいしたら歯磨きするか、できない場合は口をすすぎます。
まずは、あなた自身の歯のエイジングリスクを把握し、歯のエイジングについての正しい知識と対策方法を知ることから始めましょう。女性のエイジングケアをサポートするWEBサイト「トータルエイジングケア.jp」でも歯のエイジングケアについてわかりやすく説明されています。
デンタルIQを高めることが大事
デンタルIQが高い人、歯の健康に関する知識が豊富な人ほどアンチエイジング上手!
それもこれも、デンタルIQ(健康な歯を維持するための予防策に関する認識度、理解度)を高めるために、歯医者さんに定期的に行って、正しい歯の磨き方、正しい虫歯予防について、常に新しい情報を仕入れているからだと思います。
歯医者さんは「痛い・怖い」と敬遠する人もいますが、それは、自分の歯を痛くなるまで放置しておいた結果。痛くなる前に早めに歯医者さんでプロケアをしていれば、不快な思いをすることはないのです。
次ページでは「酸により歯のエナメル質が溶ける酸蝕歯」について原因と対策を説明します。