生理不順と生理痛
女性は生理不順や生理痛で辛いもの
「以前は生理周期が一定だったし生理痛もなかったけど、最近生理の周期がずれてきたり、生理痛が重くなってきた」という声をよく聞きます。若い時は生理周期がばらばらなことが多いですが、生理の周期に変動があることが続いたり、生理痛に悩まされてきたらセルフケアをしっかりしてあげましょう。こちらでは、女性が人生の長い間におつきあいをしなければならない生理とどう向き合っていったらいいかのセルフメンテナンスについてお伝えしていきます。
生理不順とは
そもそも生理不順とはどのような状況のことを言うのでしょうか。通常は生理の始まる日から次の生理がはじまる日までの周期が一定期間に保たれているのですが、その周期が長かったり短かったりなど期間に変動があったり、毎回の出血の量や生理期間にばらつきがある状況を生理不順といいます。また、中には生理がこなかったり出血がひどいことによる痛みがあり体調不良の状態が続く人もいます。こういった症状はホルモンの異常、子宮に関する病気などがある場合が多く、妊娠しづらかったりすることにもつながるので、正常な周期になるように治療をしたり、セルフケアをきちんとする必要があります。
生理不順の原因
生理不順の原因は一概には言えませんが、たいていの場合はホルモンのバランスが乱れることが原因とされています。ではどういった場合にホルモンのバランスが乱れることが多いかといいますと、若い女性の場合は【無理なダイエット】【不規則な食生活】【過度な仕事による疲労やストレス】【失恋・職場の人間関係による精神的ストレス】【睡眠不足】【体の冷え】などがあげられます。これらの原因の中でひとつでも思い当たるものがありましたら、1つづつ解消していくことをお勧めします。
無理なダイエット
最近ではあらゆるダイエット方法が出回り、ダイエットをして細い体であることが女性の美徳のようにされてしまっていますが、はたして体重を減らすことだけが大切なことなのでしょうか?もちろん、ダイエットをすることを悪いことだとは言いませんが、過度な減量や急激なダイエットはホルモンバランスを崩す大きな原因となります。ダイエットをすることで今まで我慢しなかった食事などを我慢しなければならないので、過度なストレスがかかるのです。また、1つのものだけを食べる単品ダイエットは、必要とされている栄養が取れなくなりこちらもホルモンバランスを崩すことになるのです。ですから、ダイエットをする際も、栄養バランスの取れた食事を必ず心がけて、極力ホルモンバランスを崩さないようにしましょう。毎日食事制限をするのではなく、2~3日に1度は自分にご褒美としてお酒やスイーツを取るなどして、今まで好きだったものを止めてストレスをかける、ということをできる限り避けましょう。