スタンダードスコッチを飲もう
バランタイン ファイネスト/700ml/40%/¥1,540
とはいっても、一般に飲まれている銘柄はサントリーの角瓶が断トツ人気で、他にはニッカのクリアブレンド、そして昨秋発売されたトリス<エクストラ>あたりまでといったところ。入門者の方々には、今年はもう少し間口を広げていただきたいと願い、ハイボールにおすすめのウイスキーを紹介する。
しっかりとしたブランドで大概の酒販店には置いてあり、価格もお手頃なものを取り上げてみた。
まずはスコッチから。スタンダードスコッチではバランタイン ファイネストを試してみてはどうだろう。ブレンデッドスコッチの入門編といった感覚で捉えていただければ有り難い。
バランタインは17年、21年、30年といったプレミアムものが知られているが、ファイネストはザ・スタンダードスコッチとしてヨーロッパで人気が高い。
バニラや蜂蜜といった香りが特長的で、口にすると複雑味がありながらとても滑らかだ。ロックでもいいし、ハイボールでもおすすめ。
その他ではジョニーウオーカー赤、ホワイトホース、デュワーズ ホワイトラベルなんかもハイボールで試していただきたい。
アメリカンを飲もう
アーリータイムズ・イエローラベル/700ml/40%/¥1,540
ポピュラーなのはアーリータイムズ。ケンタッキーダービーの公式飲料であるカクテル・ミントジュレップのベースとして知られているが、バーボンらしい甘み厚みがある。
バーボンでは他にワイルドターキー、I.W.ハーパーなどもおすすめ。
同じアメリカンでもバーボンのケンタッキーではなく、隣のテネシーウイスキー、ジャックダニエルは一度試しておいていただきたい。いま世界で最も飲まれているウイスキーの味くらいは知っておいてもいいのではと。
ジャックダニエル ブラック/700ml/40%/¥2,400
簡単に紹介したが、今年はいろいろなウイスキーに挑戦してみていただきたい。入口はハイボールでいい。そこから少しずつステップアップ。ロック、そしてプレミアムなウイスキーの熟成感をストレートで堪能してみるようになってくだされば嬉しい。
関連記事
パンとバターのようなウイスキーウイスキーの飲み方[入門編]
自宅に常備したいブレンデッド
貌で飲むウイスキー。ラベルの美学