オーブントースターで作るおもちパン「MOPAN」
今日は、そのもっちりしているという噂のゴパンに対抗して更にもっちもちになりそうな予感がする、「お餅」を使ったパンを作ってみました。発酵要らずのBP生地です。焼き立ては外側がカリッとしていて中がしっとりモチモチしています。例えばあん入りモパンは、ふっくらとした焼き大福といった感じです。冷めると全体的にしっとりもっちりしてきます。オーブントースターを使いますが、グリルでも焼けるはずです。
MOPAN(モパン)の作り方・手順
モパンを作る
1:粉類を混ぜる
ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩、ミルクを入れ、泡だて器でグルグル混ぜておく。
ミルクはコーヒー用の粉ミルクでよい2:耐熱容器に餅と水を入れてレンジでチン
大きめの耐熱容器に、3~4つに切った餅と水大さじ3を入れ、ラップをふんわりかけ、電子レンジ(600W)で1分加熱して取り出し、スプーンでグルグル混ぜる。
餅が硬いようであれば更に10~30秒加熱する3:水を足して練り混ぜ、とろとろになったらマーガリンを混ぜる
均一に混ざったら、水か湯を大さじ2加え、更に混ぜてとろとろにする。熱いうちにマーガリンを混ぜる。
最初はゴトゴトしていた餅が、混ぜるうちにとろとろになってくる4:粉の真ん中に餅と卵を入れる
粉の真ん中に餅を流し入れ、溶き卵を入れる。
卵を入れてさっくり感をだす5:手で混ぜる
餅に粉を取り込むような気持ちで混ぜる。
※あわてずに、餅にゆっくり粉を取り込んでいくと全て混ざるはず。どうしても粉が残るようであれば小さじ1杯ほどの水を足す。
こねすぎないこと9:あとの2個にはソーセージを巻く
残りの生地2個を楕円形に伸ばし、カレー粉をつけ、半分に切ったソーセージをのせてクルクル巻く。
10:卵をぬってトースターで焼く
オーブントースターの天板にクッキングペーパーか、薄く油を塗ったアルミホイルを敷き、パンを並べる。刷毛で水で伸ばした卵黄をぬってトースターに入れて13~14分焼く。
「卵黄1:水1」の割合。卵黄そのままでも、全卵の溶き卵でもよいが、オーブントースターだと焦げ色が付き過ぎる11:途中、焦げそうになれば、アルミホイルをかける
12:完成
時間が経って硬くなったときは、電子レンジで数秒加熱するか、トースターで焼くとよい。
14:応用
バターロールのように焼いてもよい。
小さめなので焼き時間は10分ほどガイドのワンポイントアドバイス
使用する餅によって(100%餅米使用か、米粉や澱粉が混ざってる餅か)、手順2~3での餅が柔らかくなる時間や水加減が違ってくると思います。どちらにしても、水量や加熱時間を微調整して、とろとろの餅にしてください。今日作ったモパンは、どちらかというと餅が勝っている、餅寄りのパンです。餅を半量にすればパン寄りのモパンになります。卵は入れなくてもできます。スキムミルクがなければ、水の代わりに牛乳大さじ2で餅を柔らかくして、水か湯を足します。余ったお餅があった時にでも、遊び心で作ってみてください。