マンションの価格、規模は
駅からの距離にほぼ比例する
駅からの距離に応じて建物の規模、価格が変化している |
駅から10分前後の住宅街は一戸建てや、高くても5階くらいまでのマンション、アパートなどが中心 |
北口側は関東バス、西武バスが西武新宿線各駅方面などへ、南口は小田急バス、京王バスが京王線方面などへのバスを運行している |
こうした大規模物件は武蔵野市側よりも三鷹市側に多いのですが、これは、三鷹市側のバス便利用エリアが武蔵野市側よりも広いため。中央線は武蔵野市側で西武新宿線と、三鷹市側で京王線と並行していますが、中央線~西武新宿線間よりも、中央線~京王線間が広いため、駅から遠い、バス便利用エリアが広くなっているのです。
三鷹から調布にかけては
一戸建て、土地の供給も豊富
三鷹から調布方面に向かう三鷹通り沿いでは一戸建て分譲の広告が目につく |
建ぺい率、容積率が厳しく定められている地域では土地ぎりぎりまで家が建てられない反面、住環境は良好に保たれるというメリットもある |
ワンルームマンションで数万円~、
駅から離れれば手ごろな物件も
賃貸ではワンルームマンションが6万円~、2DKで10万円~。駅から10分以上、あるいはバス便利用になると、60平米以上の3LDKなどもあり、予算は13万円以上。お隣、吉祥寺に比べると手ごろな物件も増えるものの、駅から離れている場合は周辺の利便性は要チェック。通り沿いを除くと、コンビニや飲食店がない地域が多いので、単身者、DINKSなど、忙しい生活を送っている人には不便に感じるかもしれないからです。また、バス便を利用するとなると、その分が高くつきます。会社が通勤費として出してくれる場合ならいいでしょうが、そうでない場合には注意が必要です。
この地域では農地も多く、地元で採れた野菜の直売所が点在。健康的な食生活が可能だ |
*2006年の記事に修正、加筆。
【シリーズバックナンバー】
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「中央線文化漂う住宅街『荻窪』」
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「元気、でも静かな街『学芸大学』」
「情報感度高い大人の街『表参道』」
「人に自然に優しい街『自由ヶ丘』」
「季節感と情緒、グルメの街『浅草』」
「自然、雑踏と文化の街『吉祥寺』」
「緑溢れる水辺の都会『二子玉川』」
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