都心へ、湘南へ、湾岸へ、北関東へ
縦横無尽な足回り


恵比寿と周辺の位置関係は?

恵比寿とその周辺
恵比寿は渋谷、目黒、代官山、中目黒、広尾、青山のちょうど真ん中に位置する

恵比寿ガーデンプレイス
ガーデンプレイス内にはデパートに飲食店、ホテル、美術館、映画館に賃貸住宅などが入っている
いまや、全国区な街、恵比寿。しかし、この街がここまで全国に知られるようになったのは、1994年の恵比寿ガーデンプレイス完成以降。それまでの恵比寿は渋谷、代官山、青山、広尾のちょうど真ん中に位置していながら、ビール工場を核とした地味な場所でした。

恵比寿駅西口
年々便利になるJR恵比寿駅。発車メロディーはビールのCMでも使われた「第3の男」
それから12年。ガーデンプレイス完成の2年後、1996年には埼京線が恵比寿に延伸、さらに2001年には新宿湘南ライン(高崎線、宇都宮線、東海道線、横須賀線)が乗り入れ、2002年には埼京線が大崎に延伸してりんかい線と乗り入れと、恵比寿の足回りは大きく変化しました。東京メトロ日比谷線で六本木、霞ヶ関、銀座など都心へ、埼京線からりんかい線利用で天王洲や国際展示場、新木場と湾岸方面へ、湘南新宿ラインあるいは日比谷線から東急東横線利用で横浜や鎌倉、逗子など横浜・湘南方面へ、同ラインで逆に向かえば大宮、高崎、宇都宮など北関東方面へ……。恵比寿は今や、首都圏のあらゆる場所へアクセスできる、交通の要所なのです。

昔からの街が次第に変化、
流行の発信地に


恵比寿駅西口えびすストア
戦後のバラックから始まったという西口のえびすストア。今でも活気のある魚屋、八百屋が健在
アクセスの向上は街を変えます。しかし、その変化の歴史が短いこと、また、ガーデンプレイス以外にはまとまった土地がなかったことから、恵比寿には大規模商業ビルなどが少なく、既存の商店街が少しずつ、姿を変える形で今に至っています。そのせいでしょうか、ごく普通の商店はもちろん、隠れ家のような店が点在する路地や裏道など、訪れる人をわくわくさせるような場所もここかしこに残り、それが単純な再開発でできた街とは一味違う、独特な魅力になっています。

恵比寿駅前の盆踊り
夏には駅ロータリーにやぐらが組まれ、盆踊りが開かれる
夏の盆踊り、10月の恵比寿神社のべったら市など、庶民的な風情の季節行事が残されているのも、この街の面白いところ。古いものと新しいものが程よく入り混じった感じがあるのです。

恵比寿の行列店
恵比寿には行列のできる飲食店も多数。こちらは最近行列の長さで有名なとんかつ屋さん
さて、変化という点では、恵比寿はいつも先端を行く場所です。恵比寿では他の場所に先駆けて新しいものが生まれ、流行ります。最近でいえば、ジンギスカンに立ち飲み、そして岩盤浴……。恵比寿に登場した、増えてきた、そう思っていると、あっという間に全国的に流行る、そんな流れがあるようです。

アクセスの良さからでしょう、恵比寿は深夜族にはウレシイ街でもあります。10時、11時近くまでオープンしている美容院やエステ、スーパーに朝まで営業している飲食店、24時間オープンのマッサージ店などなど。クラブやライブハウスは言うまでもなし。仕事帰りでも、やりたいことができる場所というわけです。

恵比寿のマッサージ店
マッサージの看板が目に付く駅周辺。24時間営業店も少なくない
半面、忙しい人が集まる場所のためか、その疲れを癒す、エステ、マッサージなどが多いのも特徴。ともに数十軒もの店があり、なかには犬専門のマッサージ店まであるそうです。

六本木や広尾が近いこと、渋谷区、港区、目黒区に大使館が多いことなどから、外国人の姿も多く、キューバやレバノンなどといった、珍しい国の料理が味わえるのも、この街ならでは。同時に、手の込んだつまみで飲ませる寿司屋さんなど、伝統料理にも新しい演出があり、グルメにはたまらない街でもあります。といっても、立ち食いソバや定食屋さんなどお手ごろな飲食店がきちんとあるのも恵比寿ならではです。

では、気になる住宅の相場はどうなっているか、次ページで見ていきましょう。