行動を続ける2つの条件
行動が変わったとしてもそれを続けるための工夫も必要です。そのためには、以下の条件を満たすことが求められます。■約束する
週1回でもいいので、目標に向かって進んでいるかどうか、行動を起こしているかどうか、必要としている知識や技術はないかどうかについて部下と話すことを約束し、その時間をとること。
■常にリマインドする
決めたことを実践しているかどうかをリマインドする方法にはいくつかあります。定期的に5分~10分ほど話す場を持つ、メールで定期的にフォローをするなどが有効です。
私たちは日ごろ、緊急で重要な事態の対応にほとんどの時間を使っています。いったん決めたことは忘却の一途を辿り、やり始めたことも障害が生じると続けることが難しくなります。ですから、コーチ型マネジャーは、部下が決めた目標を見失わず前進できるように常に関わるのです。
これが、継続的なフォローであり目標にベクトルを向けさせ、部下を成長させる大事な要素となります。
■コーチングの3原則
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