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秋のプチうつ気分に効果的なアロマオイル(2ページ目)

秋はやや憂鬱傾向になりがち。そんなときに効果的に使える精油(アロマオイル)をご紹介します。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド


プチうつ気分にオススメの精油(アロマオイル)

毎日のテンションをアロマで上手にあげましょう

毎日のテンション。上手にあげていきたいもの

社団法人日本アロマ環境協会発行『アロマテラピー検定テキスト』にも、ベルガモットは不安や抑うつ感情、それにともなう不眠の傾向に効果的とあります。ベルガモットはオレンジの一種の皮から圧搾してとれる香りですが、とてもフレッシュでややスパイシーな印象。

ガイド自身アロマテラピー講師を10年以上しておりますが、ベルガモットの香りが嫌いという人にほとんど会った事がありません! コットンに1滴落としてかばんに入れて携帯したり枕元に置いておけば、いつでも良い香りがほのかにアナタを包みます。

大量の花びらからごく少量しか採れないローズの香り。その貴重性は古くから知られ、高級なフレグランスなどによくブレンドされています。『84の精油』(ワンダー・セラー著)によると「抑うつ」「悲嘆」「恨み」などに良いようです。ローズの香りは気持ちを高揚させます。ハンカチにごく少量(1滴より少なくても大丈夫)つけて携帯しましょう。高級な精油(アロマオイル)の代表格で、数mlで約1万円前後することも。

クラリセージはハーブ系とフローラル系がミックスされた香りです。最初は少しクセを感じるかもしれませんが、使い慣れると虜になる人が多い香りの1つ。不安感を軽減して気分をラクにします。お風呂に1~3滴落として入浴するのもいいでしょう。少し香りが濃厚に感じる場合はグレープフルーツの香りとのブレンドがおすすめです。ただしグレープフルーツは敏感肌の人はお風呂には入れないでください。

ベンゾイン(安息香)
バニラに似た香りが特徴です。精油(アロマオイル)のなかで一番甘いといっても過言ではありません。樹脂から採れる香りで歴史が古く、不安、憂鬱気分にとらわれた時に気持ちを和らげます。色が濃く、どろりしています。コットンに1滴落として携帯しましょう。


アロマオイルの使い方

ハンカチに1滴落としていつでも携帯するのがもっとも手軽です。どの精油(アロマオイル)でも使える方法ですが、色が濃くついているもの(今回の種類ではベルガモットとベンゾイン)はハンカチにシミがつくこともあります。気になる場合はコットンなどに落としてください。

また、自分で簡単なフレグランスを作る方法もあります。90度以上のウォッカ5mlに使いたい精油を10滴入れてよくかき混ぜます。フレグランス用容器に入れて完成です。フレグランス同様に耳のうしろや足首などにつけます。ごく狭い範囲につけることを前提とした分量となっています。広い範囲や粘膜、紫外線が強く当たる部分などには使用しないでください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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