文章:山口 由紀(All About「二世帯住宅で暮らす 」旧ガイド)
結婚後も妻が仕事を辞めることが少なくなり、共働き夫婦は増加の傾向にあります。最近は、妊娠が解っても「仕事を続けたい」と思う女性が増えました。しかし、共働き夫婦にとって、妊娠・出産を無事乗り越えても「子育て」は最大の難関。子育てと仕事の両立は、なかなか厳しいのが現実です。

そんな共働き夫婦の窮地を救ってくれるのが、親が側に居る『二世帯住宅』なのでは?そこで今回は、子育て中の共働き夫婦にとって「子育て中の窮地とは何なのか?」そして「二世帯住宅はそれを救ってくれるのか?」について考えてみたいと思います。


共働きには、子育て支援が必要不可欠!

子供を持つ共働き夫婦にとって、何と言っても「子育て支援」は、最高のプレゼント。子育ては、一人でやるより二人、二人でやるより四人と、支援の手が多いほど楽なものです。実際に子供を育てていると、様々なハードルが待ち受けています。そこで、子育て中に困ることを例にあげてみました。

保育園で預かってくれない!!
働く夫婦にとって、保育園は強力な支援をしてくれる機関です。しかし!朝から夕方まで子供を預かってくれる保育園と言えども、もちろん制約はあります。朝起きて熱があれば預かってはくれません。日中でも体調が悪くなれば保護者に呼び出しがかかります。また、はしかや水ぼうそうなどの伝染病にかかれば一週間は自宅待機となります。これは大ピンチ!

このように、子供の体調は崩れやすいもの。子育て中は爆弾を抱えているようなもので、いつ何時、仕事を休まねばならないかと、ハラハラドキドキなのです。そして、その度に予定をキャンセルし、早退したり休みをとるのは、やはり気が引けるもの。夫婦共に、どうしても休めない時だってあります。こんな事が、共働き夫婦を追い詰めていくのです。

保育園の時間内でしか働けない!
保育園には送り迎えが必須です。そして預かってくれる時間にも制限があります。どんなことがあっても、時間までに誰かが迎えに行かなくてはならないのです。急な残業や会議の延長などで、どうしても時間に間に合わないなど、仕事をしていれば思い通りにいかない事は多々あります。

さらに、泊りがけの出張はできない、夜の会合は出席できないなどの制約も出てきてしまいます。子育て中というこで、仕事を制限しなくてはならず、悶々としている方も多いのではないでしょうか?夫婦だけでは、限界があります。代打が居ないのは非常につらいことなのです。

学校行事に参加できない!
困るのは子供が小さい時だけではありません。保育園の送り迎えから解放されホッとするのもつかの間。就学後も様々なハードルが出現します。学校は、意外と行事が多いのです。保護者会・授業参観・個人面談・災害時引取り訓練・教材販売会・PTAの当番・地域の防犯当番etc...と、保護者が参加しなくてはならない行事が月に2~3回とめじろ押し。

保育園は、夫婦で働く家庭が前提のため、保護者の行事が土曜日か平日夜に設定されますが、学校は違います。これらの行事が、全て平日の昼間に設定されるのです。夫婦で仕事の調整をしたとしても、全てに参加するのは不可能です。このように、学校へあがっても、悩みは尽きないのです...。


これらの問題を解決してくれるのが...『二世帯住宅』
 そんな時、頼りになるのが「親世帯」なのです!