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二世帯住宅で暮らす/【提案】二世帯住宅の間取り・プランニング

親世帯のリビング計画、4つのポイント(2ページ目)

今年の春から、団塊世代がいよいよ定年退職を迎えます。そこで今回は、団塊・親世帯がより快適に過ごすヒントについて、ご紹介したいと思います。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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夫婦ふたりが「つかず離れず」過ごせる場所をつくる

LUFTイメージ・旭化成
夫婦がそれぞれの居場所を持ち、心地よく過ごすことができる“大人のリビング”とは...?
退職後ともなれば、夫が家で過ごす時間はおのずと長くなるもの。となると、今まで以上に、ふたりが快適に過ごせるための、LDが必要になってきます。この「つかずはなれずプランニング」は、夫婦がそれぞれの居場所を持ち、心地よく過ごすことができる“大人のリビング”を実現するためプランニングです。

「つかず離れずプランニング」の4つのポイントとは?

■距離計画
「いっしょに居る」距離1.5m、「離れて居る」距離3mという、距離感が重要。それぞれの居場所で別々のことをしながら、お互いの気配を程よく感じられる距離を確保することが、大切なポイント。

■動線計画
夫は妻の動線に影響されない「落ち着き」を大事にしていて、妻はキッチン⇔ダイニング⇔自分のスペースの行き来がしやすいことを大事に考えているので、夫は「落ち着き感」、妻は「家事動線の近く」を考慮することがポイント。

■収納計画
LDで長く過ごすからこそ、夫婦それぞれが自分の道具をLDへ持ち込みます。それらの道具を収納するスペースは絶対に必要です。そのためには、LDに「壁面収納」を確保することがポイント。

■まど計画
長く居る場所だからこそ、自分のスペースからの、眺め・明るさ・風通しは重要です。いつもいる自分の居場所と、窓との位置関係を検討しましょう。

二世帯同居を考える際は、ぜひ、この「つかずはなれずプランニング」を参考に、夫婦ふたりの親世帯が、心地よく毎日を過ごせる“大人のリビング”をおすすめしたいと思います。



いかがでしたか?この様な調査結果を参考にすることで、よりよい二世帯住宅が計画できるのではないでしょうか。この他にも、高齢となった親世帯が快適に過ごすための配慮として「加齢配慮」「防犯配慮」も重要になってきます。例えば、いつまでも自立して暮らすための提案や、狙われにくい環境をつくる外構計画などのノウハウもあります。後から手を加えると数十万~数百万かかってしまうことも、計画段階でしておけば、数万で済むこともあります。同居後、お互いが長く快適に暮らすためにも、ぜひ専門家の知恵を活用して欲しいと思います。

各計画の詳しい内容については、引き続き当サイトにて順次ご紹介して行きたいと思います。お楽しみに!

【参考記事】
経験者に聞く!どう変わる?退職後の生活


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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