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二世帯住宅で暮らす/【提案】二世帯住宅の間取り・プランニング

親世帯のリビング計画、4つのポイント

今年の春から、団塊世代がいよいよ定年退職を迎えます。そこで今回は、団塊・親世帯がより快適に過ごすヒントについて、ご紹介したいと思います。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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文章:山口 由紀(All About「二世帯住宅で暮らす 」旧ガイド)
団塊・親世帯イメージ
夫婦ふたりで過ごす時間も長くなる退職後。今回は、団塊世帯がより快適に過ごすヒントについて、ご紹介したいと思います。
皆さんもご存知の通り、今年の春から、団塊世代がいよいよ定年退職を迎えます。これを機に、住まいの建て替えやリフォームを検討されている方も多いのではないでしょうか。またリタイヤを機に、離れて暮らしていた親世帯との同居を検討したり、独立した子世帯との同居を検討するケースもあるかと思います。

そんな世代の実生活調査(旭化成ホームズ・ロングライフ住宅研究所)が発表されました。今回は、その調査データを参考にしつつ、団塊世帯がより快適に過ごすヒントについて、ご紹介したいと思います。これから二世帯同居をお考えの団塊世代・親子の皆さん、ぜひ参考にして下さい。


60歳!まさに第二の人生のスタート

「定年退職後はのんびり隠居して...」などと言っていたのは昔のこと。平均寿命も長くなり、最近では80歳まで、今後は90歳まで生きるのは当たり前、という時代になりつつあると言われています。今回は、平均寿命ではなく、あと何年生きるのか?を表した「平均余命」に注目してみましょう。

年齢別の平均余命
年齢別の平均余命
(資料提供:旭化成ホームズ・ロングライフ住宅研究所)

ちなみに、一般的な定年退職時・60歳の平均余命をご覧下さい。男性は約22年、女性は約28年となっています。このように、定年後の生活期間は、とても長くなっているのです。まさに、60歳は第二の人生のスタートと言えるのではないでしょうか。

しかも、定年後の生活は、子どもは独立し、夫婦ふたりで過ごす時間が長くなります。となれば、夫婦ふたりの暮らし方を考えた住まいが必要です。そこで、夫婦の生活実態についての調査が実施されたのです。


夫も妻も一番長く過ごす部屋は、LD(リビングダイニング)

夫が50代以上で18歳以下の子が居ない夫婦を対象に、夫婦が普段どのように過ごしているのかについて聞いたこの調査(旭化成ホームズ・ロングライフ住宅研究所)の結果、夫婦の微妙な距離が浮き彫りになったのです。

この調査では、夫婦の過ごし方に注目しています。そして、住まいの中で過ごす時間が一番長かったのが、LD(リビングダイニング)でした。これは書斎などの個室を持っている場合でも同様で、LDの重要性が示された結果となりました。

調査結果データ・ロングライフ住宅研究所データ
資料提供:旭化成ホームズ・ロングライフ住宅研究所

LDでの夫婦ふたりの居場所や過ごし方には、いくつかのパターンがあるようです。それは、(1)リビングで一緒に居る・(2)ダイニングで一緒に居る・(3)夫はリビング、妻はダイニングと離れて居る、の3パターン。さらに、それぞれのパターンで、お互いの距離や視線の方向に特徴がみられたとのことです。

これらの調査結果をベースに、導き出されたのが「つかずはなれずプランニング」でした。


次ページでは「つかずはなれずプランニング」のための、4つの計画ポイントについてご紹介します。


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