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二世帯住宅で暮らす/【実例】二世帯住宅の間取り・プランニング

空間を余白なくフル活用した二世帯住宅(3ページ目)

二世帯住宅実例として、敷地も空間もとことん有効利用した二世帯住宅。空間と光で開放感がみごとに実現されました。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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吹き抜けが自慢の、2階子世帯

<2階平面図・親世帯>
<2階平面図・子世帯>
※画像をクリックすると大きく表示します


■リビング~縦への広がり
子世帯は1階には玄関のみがあり、階段で上がった2階がメインの居住スペースになります。2階にはワンルームの広々としたLDKと夫婦の寝室、お子さんの個室の2部屋があります。2階リビングは、傾斜天井で大きな吹き抜けを設けた立体感のある空間で、とても開放的なリビングです。吹き抜け部分の高い位置にある窓からは空が見え、非日常的な感覚が楽しめると、施主からも好評の空間となりました。居住空間を広々使うために、空間を余すことなく収納として活用しています。リビングの吹抜けと隣接してはしごで登るロフトを設け、充分な収納スペースを確保しています。
2階平面図・親世帯 2階平面図・親世帯
子世帯2階リビング。大きな吹き抜けで開放感のある空間 リビングからロフトを眺めたところ。収納が充分確保できました


■音の配慮
上下に分かれた独立二世帯のため、遮音の配慮も重要です。平面図を重ねるとお解り頂けるように、2階のトイレや浴室は1階の水回りの上に重ねた位置で計画しています。これにより、お互いの生活音が気になりにくくなります。また、1階の子世帯玄関と階段は収納スペースで囲まれ、隣接する親世帯のスペースには、音が伝わりにくくなっています。
 

いかがでしたか。住まいとは、丈夫な構造と施主の要望にこたえた間取りだけでなく、近隣の状況・日当たり・視線など、あらゆる条件を考慮した上で、敷地の使い方・建物の形状・間取り・インテリアなどを総合的に計画し、心地よく暮らせる場所でなくてはなりません。今回の実例は、それらの諸条件を見事にクリアし、快適性を高めた二世帯住宅と言えるでしょう。皆さんの参考になれば幸いです。
 
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)

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