『竹里館』『天仁茗茶』（台湾）…本場茶葉料理と夜市(2ページ目)

創作茶葉料理をコースで堪能する

お茶を使った料理は香りとのバランスなどが難しいとされますが、ともあれ今回は２つの創作茶葉料理店で茶葉コースを愉しんできました！


■言わずと知れた有名茶葉料理店「竹里館」（ツーリークァン）

海老と茶葉って合うんですね！

旅行雑誌やツアーでよく取り上げれるのが、この「竹里館」ではないでしょうか。日本語OKのマスターが中国茶を飲み比べるセミナーなども随時行っているそうです。一人用の茶葉コース（2600円くらい）があるとのことで、さっそく頼んでみました。

グラスに注がれた温かいジャスミン茶から始まり、三種の前菜、お茶で蒸した魚などが並びます。その中でも、茶葉の香りと美味しさが感じられたのが、写真上の「龍井蝦仁」（ロンジンシャーレン）という龍井茶と海老を炒めたもの。

紅茶の香りがもっと欲しかったかも……

この料理は鶏肉の紅茶煮。脂っこいのが茶葉の旨みを邪魔している感がありちょっと残念ですが、ネギとの相性は良かったです。このほかに竹筒にはいったご飯やシーフードのとろみスープ、デザートに宮廷菓子がつきます。


SHOP DATA：竹里館
所在地：台北市民生東路三段113巷6弄15號　中山國中駅から徒歩10分
TEL: 02-2717-1455
営業時間：11－21時


■自社茶畑を持つ中国茶専門店「天仁茗茶」（テンジェンミンチャ）

抹茶入りのドレッシング。マヨネーズタイプなので、すぐ真似できそう！

二人からオーダーできる夏限定の茶葉料理があり、主菜、前菜、副菜、スープ、デザート、食後のお茶がついて一人NT385元（1400円くらい）とは、かなりお値打ちでしょう。すべての料理に茶葉が使われているのもポイントが高いですね。

写真上は前菜のポテトサラダ。ドレッシングに茶葉が使われていて、緑色がきれいです。さっそく自宅で茶葉をミルで粉状にしてマヨネーズに和え、茶葉入りドレッシングを作ってみましたよ。

「緑茶三色嫩柳」の嫩とは、若いとか女性のしなやかさを表す言葉だそう

さて次の写真は「緑茶三色嫩柳」というメイン料理。スープに緑茶を入れて蒸したと店員は言っていました。豚肉ともやしや赤ピーマンなど、色とりどりの野菜の中に梅が入っています。崩しながら食べたら、酸味と甘味とスープの味が絡んでおいしゅうございました！


SHOP DATA：天仁茗茶
所在地：台北市衡陽路62号　台北車站駅駅から徒歩10分
TEL:02-2381-5098　
営業時間：9－22時


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