風邪を引いた時におすすめの食材やメニューは?

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アツアツの「香菜葱白湯」でカラダの芯から風邪をやっつけよう!

大気が乾燥し、冷え込む季節。体調などを崩して熱を出したり、風邪などを引いたりはしていませんか? 今回は風邪になった時に摂取したい食材やたった5分で出来るとっておきの風邪対策薬膳をご紹介します。スーパーで簡単に手に入る食材で、本格的な「香菜葱白湯」を作ってみましょう。

発散作用で邪気を追い払う! 風邪のとき摂取すべき5つの食材

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風邪は百病の長。いろんなものをひきつれて、症状もいろいろ変化しやすい
風邪を引いたときには、「カラダが温まるものを食べて早く寝ましょう」とよく言われます。もちろんこれも間違いではないのですが、漢方の場合だともうひとつ忘れてはならないことがあります。それは「風邪」という風の邪気を取り除くために、発散作用のあるものを摂取し、汗をかいて悪い邪気を追い払うことです。

このことを漢方では「表の邪気を解く」という意味で「解表」(げひょう)と呼んだりしますが、解表薬には身近な食材が多いので、ここでは5つご紹介します。

シナモン
クスノキ科のケイの樹皮で、漢方薬では部位の違いで肉桂や桂枝ともいいます。発汗作用があり、冷えによる関節痛や胃の痛みにも良いそうです。カラダを温めて、体内の余分な水分を排出する作用もあります。

シソ
寒さを散らしてカラダを温めるので、ぞくぞくっと寒気のする風邪の初期症状におすすめです。滞った気をすっきりさせる作用があるので、嘔吐やゲップ、食欲不振などにも用いることが出来ます。

ショウガ
辛温性があり、ほかの生薬と一緒に使用して発汗を高めたり、お腹を温める作用があるので、寒さによる胃の痛みにもおすすめです。嘔吐止めにもよく用いられ、魚の毒を取ったり、利尿作用もあります。

ネギ
生薬名では「葱白」(そうはく)といい、カラダに溜まった悪い気を発散させ、発熱や悪寒の補助にも使用できます。カラダを温めて痛みを止める作用もあります。

香菜
生薬名ではゲンスイといい全草を用います。コリアンダーやパクチーとも呼ばれているものです。寒さを散らし、発汗作用があります。はしかなどの透発を促進させて、毒を排出させる作用もあります。

これらの解表薬は芳香性があるものが多いので、調理するときは長時間煮すぎないようにするのがポイントです。その他、風邪や冷えにおすすめの漢方食材については、「身近な食材でかぜ撃退! お手軽漢方レシピ」「発熱性のかぜ・喉の痛みにオススメ漢方食材」「 冬太り・冬冷えは、食生活で改善できる?」も併せてご覧下さい。

次のページでは、5分で作れる! 風邪の本格薬膳スープのレシピをご紹介します。