気分も体調もどんよりしがちな梅雨。こんな時こそ活用したいのが薬膳の知恵です。今回オススメしたいのは、夏バテの強い味方になる「冬瓜」。余すところのない活用術をご紹介します!

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冬瓜の皮のきんぴら、冬瓜のワタの味噌汁、冬瓜と海老のあんかけ(上から時計回り)


【 INDEX 】
・まるごと冬瓜の優れた健康パワーとは? ⇒ p.1
・皮、ワタ、果肉を使った、簡単冬瓜レシピ3種類⇒ p.2

冬瓜は昔、まるごと全体が薬物だった?

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これで冬瓜1/4個分。捨てるところは何一つありません!
冬瓜は中国では古くから皮、果肉、種ともに生薬で(現在は皮と種のみ薬用)、カラダにたまった余計な熱をとるうえに、のどの渇きを癒すので、現在でも夏ばてには欠かせないものとされています。また、利水効果や解毒作用があるので、腎臓病や糖尿病の予防にも用いたりします。

とくに古代中国では種(冬瓜仁=とうがにん)は美容クリームの原料に使われ、肌を滑らかにし、白くするとされていたようですね。なお、緑の皮の部分(冬瓜皮=とうがひ)には利尿作用が高く、水分代謝が悪い水太りタイプにはダイエット食材として、これからの季節ぜひとも果肉の部分だけでなく、取り入れてほしい部分です。

栄養学的には、以外とビタミンCが豊富で、カリウムや食物繊維も含まれます。しかも水分が95%以上もある冬瓜は、海草並みの低カロリーなのも嬉しいですね。

冬瓜の各パーツにもいろいろ特長があるのがわかったでしょうか?では次のページで、具体的な冬瓜の調理法に参りましょう。皮はきんぴら、ワタは味噌汁、果肉はあんかけにと、大変身です!