刻んだ香菜が味のアクセントに。発汗して湿を取りのぞこう!

刻んだ香菜が味のアクセントに。発汗して「湿」を取りのぞこう!


薬膳的な梅雨の養生法は「梅雨の薬膳」で紹介しましたが、大きなポイントはカラダの内側にたまった湿(内湿:ないしつ)と、外から入ってくる湿(外湿:がいしつ)をいかに取り除くかです。

余分な水分は中医学では「湿(しつ)」といい、これがわたしたちに悪影響を及ぼすと「湿邪」となって、頭が締めつけられるような痛みになったり、湿疹ができたり、足がむくんだり、下痢になったり、食欲がなくなったりするのです。

今回はそんな湿邪対策におすすめの食材を3つピックアップし、これらを使用したドライカレーを考えてみました。

■香菜:温性で、汗をかかせて邪気を追いはらう。消化を促し食欲を増進させる。お腹の張りにもよい。利尿作用がある。「ゲンスイ」という生薬。

■大豆:カラダを温めも冷やしもしない穏やかな平性。消化機能を整えて元気を補う。胃腸の働きを高め、余分な水分を除く作用もある。

■とうもろこし:大豆と同様に平性。消化機能を高め、胃の不調を改善する。コレステロールや血圧、血糖を下げる働きがある。ひげ根は「南蛮毛(なんばんげ)」という生薬。

「豆と香菜のドライカレー」の材料 <2~3人分>

香味野菜は、消化を助けて気のめぐりをよくするので多めに入れよう

香味野菜は、消化を助けて気のめぐりをよくするので多めに入れよう

ひき肉……200g
ミックスビーンズの水煮……100g
コーンの水煮……50g
セロリ……1本
香菜……1束
玉ネギ……1/2個
トマトの水煮……200g
ニンニク……2片
ショウガ……1片
カレー粉……大さじ2
コンソメの素……小さじ1
中濃ソース……大さじ1
塩コショウ……適宜
サラダ油……適量

「豆と香菜のドライカレー」の作り方

  1. ニンニク、ショウガ、玉ネギ、セロリ、香菜はみじん切りにする。ミックスビーンズとコーンはさっと水で洗っておく。
  2. フライパンにサラダ油を入れ、ニンニク、ショウガを炒め、香りがでたら玉ネギ、セロリ、ひき肉、カレー粉の順にいれてさらに炒める。
  3. 2にミックスビーンズ、コーン、トマトの水煮、コンソメの素、中濃ソースを加え5~10分ほど煮込んだら、香菜を加えてひと煮立ちさせ、塩コショウで味を調える。

「豆と香菜のドライカレー」のポイント

  • 油っこいものは気のめぐりを阻害したり、消化に悪いので、油分の多いカレールーより粉末のカレー粉を使用する方がベターです。しかもカレー粉には消化をよくしたり、気の流れを整えたり、胃腸の働きを活発にさせるものが多く含まれているので、梅雨時にピッタリの香辛料でもあります。
     
  • ついつい冷たいものばかり食べたくなるこの季節ですが、冷たいものは脾(消化機能の総称)の機能を弱らせ、ますますだるさや体調不良の原因となります。温性のしょうがやねぎ、香菜などを上手に利用したり、温めて食べる工夫をしましょう。

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