「ちょい足し薬膳」の発想はそもそもガイドの得意分野でもあるので、個人的には取りたてて特別感はないのですが、皆さんからの要望が多いのも事実です。ということで、薬膳素材をちょこっと足すだけでカンタンにできる薬膳レシピをまとめてみました。

漢方素材をそのまま入れるだけ1~ドリンク編

■オレンジジュース×クコの実
クコのMIXジュース

クコのMIXジュース。クコの実は甘酸っぱいものとよく合う


ミキサーにオレンジジュース2杯分とクコの実をひとつかみいれて撹拌します。市販のクコの実は、成熟した果実をドライにしているものなので、このままでも食べられますが、一度少量の水でふやかしてから混ぜると吸収も口触りもよくなります。

また、オレンジジュースにニンジンを1/4本ほど足して混ぜると、より血を補う作用がプラスされ、目の滋養効果がアップする薬膳になります。


■紅茶×シナモン&黒砂糖
シナモン黒糖紅茶

シナモン黒糖紅茶。スパイシーで甘い香りが漂う


ティーパックの紅茶に、シナモンスティックと黒砂糖をお好みでいれるだけ。紅茶はカラダを温め、シナモンは発汗作用でぞくぞくっと寒気のする風邪の邪気を追い払い、黒砂糖が血行をよくします。

カラダが冷えて寒いときや、風邪の引き初め、冷えによる生理痛にも有効的です。オフィスに常備しておくという手もありますね。



■野菜ジュース×サンザシ
サンザシ野菜ジュース

サンザシ野菜ジュース。リンゴジュースでも!


野菜ジュース2杯分と粉末のサンザシ小さじ1程度をミキサーに入れて撹拌します。サンザシは甘酸っぱい果実をドライにしたものが売られていますが、今回は甘みを加えていない粉末を使いました。

これにリンゴ1/4個も加えて混ぜると、胃腸の機能を整える作用がアップし、食べ過ぎにも役に立ちます。



■牛乳×杏仁
杏仁ミルク。

杏仁ミルク。シナモンパウダーを入れると味がしまる


小鍋に牛乳2杯分と杏仁霜大さじ1、砂糖大さじ1をいれてよく混ぜます。杏仁霜は、杏仁の種を粉末にしたものやコーンスターチなどが入っているもので、杏仁豆腐を作る時によく用いられます。

杏仁は咳止めによく、のどをうるして肺の機能を整えます。これに牛乳が加わることで、うるおす作用がアップ!ちなみに咳やぜんそくだけでなく、腸もうるおすので、コロコロ便にもオススメですよ。

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