薬酒作りってむずかしい……? いえいえ、そんなに身構えることはありません。梅酒だってカラダに潤いを与え、疲労回復にいい薬酒の一種です。しかも今回はドライになっているものを使うので、手間も雑菌がつく心配も少なくなります。

ということで、今回は身近で買える食材をメインにした、薬酒づくりの基本を楽しくマスターしましょう!

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我が家の薬酒です。左から五加皮酒、さんざし酒、なつめ酒、そして紅花酒


【 INDEX 】
・薬酒づくりをマスターしよう! 食材編⇒ p.1
・薬酒づくりをマスターしよう! レシピ編⇒ p.2

薬酒づくりをマスターしよう! 食材編

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お酒は血行を促進し、薬効をすみずみにまで行き渡らせる作用がある
「医食同源」といいますが、実は太古の時代から食材には治療作用があるということが認識されており、お酒を作る技術も原始時代に生まれたそうです。

その時代はみんなでお酒を飲んで愉しむというより、宗教やまつり事に使用され、一般庶民が気軽に飲むというより、宮廷の中や一部の限られた人のみが扱える貴重品であったとか。

さてそのお酒や食材も、一緒にあわせお酒につけることで、より食材の薬効を抽出できることがわかり、いまではさまざまな薬酒がたくさんのひとに親しまれているわけですが、ここで薬酒作りの初心者でも使いやすい身近な食材と、その働きをご紹介しましょう。

■なつめ
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クロウメモドキ科ナツメの果実。胃腸の働きを助け、元気にし、血液を補う。食欲不振、貧血、めまい、不眠、アレルギー症状の緩和などにも使用される。中国では、1日3個食べると老化しないということわざがある。

■クコの実
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ナス科。肝や腎機能の働きをサポートし、滋養強壮や、老化防止にいい。目に栄養を与え、目の疲れやドライアイ、視力低下など目のトラブルにも。薬酒以外にもおかゆ、スープ、お茶、炒めものなどに幅広く使える。

■紅花
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キク科ベニバナの花びら。血液循環をよくして止痛作用がある。生理をスムーズに促す作用があるので、血行不良による生理痛や打撲の内出血にもいい。皮膚の化膿や胸の痛み、産後のお露にも用いられる(ただし、妊婦や月経過多には禁忌)。


このほかにも試して欲しい食材はたくさんありますが、ファーストステップとして女性にオススメの身近なものを今回はピックアップしました。

これを踏まえ、簡単にできる薬酒レシピは、次のページで!