受注から納品・請求書の発行まで
受注から納品・請求書の発行までの業務フローには、取引のツメをしておく箇所がいくつもあります。先ず、仕事を受注したときに、必ずやっておきたいことが、取引条件の確認です。しかし、交渉事に慣れていないと、これがなかなか難しい。そこで、事前にルールづくりをしておきましょう。【受注時のルールづくり】
・取引先から「発注書」を必ずもらう。
・「発注書」を発行してもらえない場合は、納期、金額、支払期日を文書化して相互に確認をする。メールでも可。
・受注金額が高額なものや、取決事項が色々ある場合は、「契約書」を交わす。
【参照記事】
・トラブルを防ぐ、業務契約書の作成ポイント
企業と直接取引を開始する、または、大きな仕事を受注して、外部へ業務委託して行うような場合には、口約束だけで仕事を進めては、絶対に危険です。取引内容の文書化や業務契約書の作成方法をご説明します。 |
次に、納品時です。取引先がOKを出して、初めて納品完了となります。納品する際には、「納品書」を発行(※必要に応じて)するようにしましょう。納品が完了したら、「請求書」を発行します。各企業によって、請求書にも締め日があります。例えば、“25日締め、翌月末銀行振込み”という支払条件の場合、納品が25日を超えた場合は、支払いは、翌々月末となります。
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