“見積をお願いします。”と言われたらラッキー!
“予算がこれしかないので、なんとかこれで引き受けて…”と、初めに予算ありきというケースが多い中、「見積書」を依頼されたら、それはラッキーなことです。
しかし、ここで、いくらにしたら良いのか困ったりするものです。
高いと断られるかもしれないし…
相場と言っても、何を基準にしたら良いのか…
悩んだ挙句に、個人で仕事をしていると、ついつい安い値段をつけてしまいがちです。これでは、いけません。一度安い金額で仕事をすると、次回から値上げするのは、至難のワザです。ここは、自分が妥当だと思う金額を試算して、そこから相場的にはどうか検証するようにしましょう。
また、予算を削れない見積書の書き方としては、アバウトな項目で、一式いくらとせずに、仕事内容を細かく費用化して見せることです。合計金額の内訳が細かに書かれていると、納得してもらえ、結果、削れなくなると言う訳です。
■参照:見積書の作成ソフト
・Access用の見積書・請求書の作成ソフト(※フリー)
作者コメント:店頭で売られている、見積書作成ソフトをAccessで作ったものです。見積書・請求書がメインで商品管理などはありませんが、商品のデータを入力することにより、どちらも商品名と単価の自動入力が可能になっています。また、どちらも十分実用に耐える機能を持っていると思います。
・エクセルでつかえるシンプルな見積書。(※フリー)
作者コメント:この見積ソフトは、マイクロソフトExcel を使ってだれでもカンタンに見積書が作成できるように作られています。とてもカンタンで直感的につかえます。納品書、請求書としても使えます。
適性価格は、原価+利益です
「仕事の値段のつけ方」については、「フリーランスの独立マニュアル」の中で説明していますので、是非、こちらを参照してください。
適性価格は、適正利益を生むものでなければなりません。価格は安くするのではなく、高くするには、どうしたらよいか、自分の付加価値を上げる方向で考えましょう。薄利多売は、フリーにとって命取りになります。
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