3.授業・設備
実際の授業を見学するのが一番わかりやすいのですが、もし見学できないようでしたら、授業がない時のクラスルームを見せてもらいましょう。これでクラス規模と教室設備をチェックします。また、学校内の掲示板やその他設備も出来ればみておきたいところ。
4.寮情報
入寮を考えている人は、ぜひこの機会に寮(ドミトリー)を見ておきましょう。学校によってはいくつか違ったタイプの寮設備を持っており、一番いい部屋しか見学者に見せないところもあるので要注意。部屋は選べるのか、ルームメイトはいるのか、などもぜひ担当者に確認しておきたい。寮の食事も試食が出来れば尚可。しかし、試食はあくまでも学生集め用。実際の寮の食事はマズイと誰もが言うけど…。
5.ESL
ESLとは、English as a Second Languageの略で、英語が母国語でない学生のための英語クラス。英語力が学校の規定に満たない場合は、正規の授業を取る前に、たいていESLを取らされます。ESLの単位が正規の卒業単位として適用されるか、学費、期間、クラスの規模なども要チェック。
6.Administration, International Student Officeの対応
対応、レスポンスなどをチェック。あまりにもひどいようなら、それなりの学校です。
問い合わせの際、名刺(Business Card)をもらうか、対応者の名前、問い合わせた日付を必ずメモしておきましょう。後でトラブルがあった時に役立ちます。
7.学校のパソコン
入学すると、たいてい学生IDとパスワードで学校内のパソコンが自由に使えます。日本語フォントが使えれば、学校内から自由にメールやネットが使えるので便利。日本語フォントが使えるかどうかは、その学校の日本人留学生、もしくは韓国、中国の留学生に聞いてみましょう。なぜか韓国、中国の学生は、日本のことに詳しい方が多いのです。
8. 買い物(日本の食材、日用品は徒歩で行ける範囲内にあるか? )
自炊する予定の人は、日本の食材を売っているお店を事前にチェック出来ると、留学前に何を持って行ったらいいか、目安になります。都会なら、たいてい何でも揃いますが、郊外の場合、お米すら手に入らないこともしばしば。ちなみに醤油はどこでも買えます。食べ物だけでなく、当初の生活に必要な日用品がどこで買えるかも事前に確認したい。また、時間があれば学校内のショップ(教科書やスクールグッズなどが売っている)も見ておくと楽しいかも。
9.現地の学生に聞く!生の情報
学校見学の際、現地の学生達に思い切って話しかけてみるのもオススメです。
私が留学先の大学院でバイトしてた時、学校見学に訪れる受験生の方から本当に良く話しかけられました。「この学校の先生はどう?」「授業はおもしろい?」「ここの治安はどう?」などの基本的な質問から、「そのペンはどこで買ったの?」「どこから来たの?」「日本語話せる?」など、全然学校には関係ない質問まで。
また、もし日本人留学生を見かけたら、ぜひ声をかけてみましょう。きっと色々教えてくれると思いますよ。ただし、相手に失礼にならない程度にね。
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